運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

サッカーにもスクールにも慣れてきたみたい

 2月に入ってからスクールがある日は晴ればかりです。毎週スクールができて良かったと思います。

 

 ここ3週間は毎回、スクールを20分くらいのぞきに行っています。1月の頃に比べると足下のボールの扱いが格段によくなっています。かなりこなれてきました。

 

 前は、足下にボールが転がってきて、ボールに触ろうとしても、タイミングが合わない「足が合わない」ような状態でしたが、今は足も合って、足裏だったり、足の5本の指裏だったり、インサイドだったりでボールを止めています。

 ボールタッチを5分くらいしか練習していませんが、毎日続ければ身につきますね。

 

 足にボールがつくようになってきたし、スクールといっても7対7くらいでミニゲームをしているので、今回は、スクール行く前に課題を与えました。

 

小学校低学年のスクールなので、ミニゲームをすると団子サッカーになります。

たー君は、「スクールのゲームはサッカーじゃない。ラグビーサッカー」と言っています。ボールの周りが過密でハイパープレッシングサッカーです。

 

 その中で、「団子の中でこぼれてくるボールを狙う」ことと「ボールの動きをよく観察してボールの行く先を予測する」ことのふたつの課題を与えました。

そして、「ボールが取れた後はパスするかドリブルするか自分の好きなようにやってごらん」とプレイの選択のヒントを言っておきました。

 そうするのがサッカーだと本人はなんとなく気づいているようでしたが、団子の中のボールへの意欲も失ってほしくないので、ボール取れそうと思ったら、団子の中のボールにも突っ込むのは大事だぞと言っておきました。

 

 頃合いを見てスクールを見に行くと、今回は大きめのコートで7対7をやっていました。

 

 たー君のチームがちょうどキックオフだったのですが、たー君は自陣のゴール前にいます。今日は消極的だなと見て思いましたが、キーパーやりたいとも言っていたので、ゴール守るつもりなのかなと見ていました。けど、手はつかえないようです。

 

 ゲームが始まっても一番後ろでいつものように前方のボールに向かっていきません。一番後方でボールを見ています。

 見ていると、全員がバラバラとコートに散っていて、うまくてゴリゴリ行く子だけが、ボールに向かっていきます。他の味方がボールを触ると、うまいゴリゴリ君にボールを渡すという感じです。

 

 「今日は気がのらないのかな」と思って見ていましたが、たー君のチームがカウンターを受けました。相手チームのうまいゴリゴリ君が前に出たボールを猛然と追いかけてきます。 

 

 すると、たー君がそのボールに向かって走り出しました。ルーズボールになっているところに追いついて、ボールがバウンドしているところを前に跳ね返しました。

 「なんだ、動くじゃないか」と思ってみていると、またカウンターを受けて相手チームのうまいゴリゴリ君がドリブルで仕掛けてきます。たー君はそこへチェックに行ってボールをとると、自分のチームのうまいゴリゴリ君がそばに追っかけてきていたので、その子にパスしました。

 

 一番後ろにいてピンチを処理してるし、パスしてるし、今までと様子が違うなと思ったので、家にいる時にたー君に聞いて見ました。

 

私「今日はゲームの時に一番後ろにいたけど、コーチの指示?」

たー「ちがう。チームの子にお前DFなって言われた。」

私「DFだったのね。攻めてきたボール跳ね返したし、DFうまくできてたよ。じゃあ、他の子もポジション決めてやったの?」

たー「そうだよ。」

私「すごいな。今日はサッカーみたいになってたよ。ラグビーじゃなかったな。」

たー「そうだね。」

 

 謎が解けて良かったです。けど、DF向いているかもなぁとはゲーム見たのと、話し聞いて思いました。「キックがうまくなれば良いDFになれるよ。」と伝えつつ、私もこれまでと違う課題も見つけられました。

 休みの日に時間が空いたらキック練習の相手をするか。