運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

スクールの練習と自主練習と

 たー君の自主練習は私がメニューを考えているのですが、ボールタッチばかりです。

ボールタッチのメニュー3種類とコーンドリブルをさせています。

 始めた頃は、普通のボールを踏むボールタッチ、サイドタップ、サイドステップタッチを主にやっていましたが2月からはアウトサイドタッチもさせています。

 

 自主練習のメニューは、仕事でお付き合いのある相手から年末の挨拶の際にいただいたシステム手帳の日次スケジュールのページに、毎日のサッカーとなわとびの練習メニューを書いています。

 

 たー君はそれを見て自主練習をするのですが、

 「アウトサイドタッチって何?」と聞いてきました。

 なので、デモンストレーションすると、

 「それ、スクールの練習でやったよ。」と言うので、たー君にやって見せてもらうと、私がやったのと違うやり方のアウトサイドタッチをしました。

 ちゃんと覚えて帰ってくるんだなと感心もしたので、スクールのやり方をそのまま素直に採用して練習をやっています。

 

 だけど、私のやり方と違うので、私もそのアウトサイドタッチのやり方を練習して覚えました。実際やってみるとスクールの練習の方がボールをアウトで止める、アウトではたくがはっきりしていてメリハリのあるやり方で断然良いことが分かりました。毎日子供に教えているコーチってすごいです。

 そして、スクールのやり方に私が求める練習の目的をアレンジして自主練習してもらっています。

 

 アウトサイドタッチって身につけ方が難しいです。

 速さを求めた練習方法だとボール触る方の足先だけになってしまいます。

 ケンケンステップのような動かし方で、試合でやると重心が後ろにあるような状態でボールと足と体がどんどん離れていくような状態ですね。

 

 文にすると、蹴り足と軸足が前後縦一列になった状態で右足アウト、左足アウトでタッチを連続する状態になってしまいます。(分かりづらい・・・)足を合わして速さを求めるとこの状態になるんですよね。

 これは求めてなくて、私が身につけて欲しいのは、はたく前に必ず軸足を蹴り足の隣で地面を踏むこと。足の並びが体に対して自然な横並びでアウトにはたく状態です。

 

 文にすると、①左の軸足置く、②右足アウトではたく、①右足軸足置く、②左足アウトではたくというやり方です。軸足置く分見ているとワンステップ多いんですよね。

 遅くて大げさでもいいから、今は軸足置く、はたくを丁寧にやってもらっています。

 

 歩く、走るっていう日常の当たり前の動作の中で、足先にボールがあるだけっていう状態でボールを運ぶ。これがボールを運ぶ基礎だと思っています。

 左、右と足を出して歩くように、軸足(左)、蹴り足(右)の関係性でボールを扱う体の動かし方を習慣化するのが自主練習の目的です。

 

 つまり、ドリブル=突破ではなくて、ドリブル=歩いてボールを運ぶという考え方でボールタッチの自主練習に取り組んでもらっています。

 

 ラダーも合わせてやっていろんなステップ覚えればドリブルの上達につながるっていう発想とは違う考え方です。

 ラダーってスクールの練習でやればそれで充分と思ってます。

 

 長い目でみると、まだ低学年だし家でやるなら、ラダーじゃなくてなわとびの方が学校の体育と直結するし、ステップ、リズム、瞬発力を身につけるにも良いと思っています。

 サッカーのための練習で直接的効果じゃなくて、サッカー以外の運動、遊びをしてサッカーにつながる間接的効果の方が得るものが多いと思います。一石二鳥、三鳥作戦です。

 

 あと、ドリブルデザイナー岡部さんは賛否両論あると思うんですが、あの方のドリブル理論ってよく分からないんですけど、足の運び方、特に相手を抜くって時の軸足の置き方、仕掛ける時の両足の並び方とか感覚的な部分を言葉で説明されているので参考になります。

 この辺りのことは、今回書いたことにも通じていると勝手に思っています。

 また、今度、記事に書きたいと思います。