運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

トラップの仕方を少し見直してみる。

 サッカーで止める蹴るって大事だと思います。サッカーを競技としてやるうえで、楽しむためには止める蹴るは大事です。これできないとただただ右往左往して走っているばかりでしんどいだけの競技です。

 

 例えば、ドッジボールで百発百中のスペシャルな球が投げられたとしても、100回中1回しか捕球できないくらい球のキャッチが下手だったらその選手のスペシャルな球はいつまでたっても秘密兵器のままです。

 サッカーも止めるができないとサッカーできないと思っているくらい大事だと思います。

 

 自主練習というかサイドキックのパス交換の練習は30本とか50本くらいすぐできるので、時間が空いたらやっているのですが、ああやれ、こうやれと言うよりもキックとトラップをチェックしているのが主です。

 スクール行き始めた1月の頃はひどいもんでしたが、今はそれなりにサイドキックのパス交換ができるようになってきました。

 

 サイドキックの前にトラップなんですが、キックよりも難しいですね。だから最初はサイドキックだけアドバイスしていました。トラップについては何も言いませんでした。

 スクールを何回か行っているうちに球をインサイドに当てて止めようとするようになったので、そこからトラップのアドバイスをしました。

 

 トラップって教科書通りだと、足に当てる時に少し引くということですが、私は、ボールをインサイドに当てる時に、「足を上から下にこするようにしてポンッとボールを叩け」と教えました。 

 

 トラップというかボールにバックスピンをかけろということですが、足を上から下にこするようにして少し前に当てないといけないんですよね。この表現が難しいです。

 これも最近は少しできるようになってきたので、モーションを小さくすることを加えてアドバイスしました。

 

 そして、トラップも次の段階です。まだ早いかなと思いましたが、一応伝えました。

 

 ①トラップの時にモーションの小さいバックスピンをかける。②上半身を上に伸ばす。③軸足をスッと少し後ろに引く。この3つを同時にやります。

 

 じゃあ、やってみようということで、やってみると動きがめちゃくちゃです。これまで積み上げてきたものが全て台無しになるガラガラと崩れる音が聞こえました。たー君の中の下の運動脳がフリーズを起こしたようでした。

 なので、「今まで通りしてね。(バックスピンだけにしてね)」と言っておきました。

 

 あと、サイドキックですが、これもそれなりにできるようになってきました。ただ、たまに蹴り足だけ振って蹴ります。その時は、「軸足踏んでから蹴り足だぞ」と言います。

「蹴り足だけで蹴るのはサッカーしていない人の蹴り方。たー君はサッカーやっているから軸足踏んで蹴らないとだめ。」と結構細かく言います。

 技術の精度よりも今は軸足と蹴り足の2本の足が連動して動かすことが大事と思っています。

 

 こんな感じで、ワンタッチ目はトラップ、2タッチ目はボールを蹴りやすい場所にコントロールするタッチ、3タッチ目で蹴る。というように3タッチでサイドキックのパス交換をやっています。これを続けていって2タッチにするのが目標です。