運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

のどかな町のサッカークラブで。

 春休みを挟んで新年度となって、子供達もみんな進級です。

 たー君は3年生、ぴょんこは年中、じゃすこはどうにか保育園に入園です。

 ママも予定通り4月から職場復帰で安心のような、じゃすこと離れることで寂しそうな雰囲気を醸し出しています。

 

 そういうこともあり、ママの気分転換も兼ねて、たー君の春休み中にママは子供たちを連れて実家に帰っていました。私は仕事があるので留守番でした。

 ママの実家はとってものどかな町です。私も大好きなので一緒に行って釣り三昧したいのですが、それはかないませんでした。

 

 のどかといっても子供たちがすることなくて暇かというとそういうわけでもなくて、隣の家に同じ年頃の子供がいるので朝から晩まで一緒に遊んでいます。

 

 その隣の子はたー君より1学年上の男の子です。たー君が小学1年生の頃から、ママの実家の町のサッカークラブに通っています。

 

 その頃からたー君と遊ぶ時はサッカーボールを蹴ったり、私にも一緒にボールを蹴るように催促してくるので、ボールを蹴ったりしてあげました。

 

 1年生の頃の帰省中には、たー君が、

 「おれもサッカークラブやりたい。」と、ボソッと言ったこともありました。

その時に、運動神経イマイチさを心配していたママが、間髪いれずに、

 「家に帰ったらクラブの体験行ってみる?」と聞くと、

「やっぱりやらない。」と、即撤回ということがありました。

 

 それから1年経って、2年生のたー君は今やサッカースクールに行っているので、隣の子もたー君が帰ってくるのを楽しみにしていたようです。

 

 ママの話を聞くと毎日、なにかと一緒にボールを蹴っていたそうです。やっぱり、子供同士でサッカーボール蹴るってのは気も長くできるみたいです。

 さらに、ボールを蹴っていただけでなく、たー君は隣の子と一緒にサッカークラブの練習に行っていたそうです。

 

 心の広いクラブです。人が少ないので、参加は大歓迎ということらしいです。

 

 いつもと違うクラブ、いつもと違う子供たちとスポーツをする。いつもと違うコーチに指導を受ける。のどかな町でサッカーで交流ができるってのは、なんか牧歌的で良い思い出になるだろうなと思います。

 

 帰省先の子とは保育園の頃から、気が合うようで夜になると蛍光灯に集まる虫を捕りに行ったり、川に泳ぎに行ったりしていました。これからはサッカークラブにも一緒に行ったことも加わってきて、楽しい思い出が増えていくだろうなと考えると嬉しくなります。

 

 スポーツなんでどうしても、競い合いがあるし、優れた選手になること、優秀な成績を収めることだけに集中すると殺伐とした感じがするんですけど、本当は、スポーツを通して相手のことを理解したり、人間関係の作り方とか血の通った経験をして、人間性を高めることを子供に期待しているんだよな。

 誰かの顔が浮かぶ思い出を作って、育ってほしいから子供にスポーツをさせているんだよなと思い直す部分がありました。

 

 4月から3年生になりますが、学校生活もサッカーも、友達と関わって失敗も成功も恥も誇りも全部まとめて楽しい思い出を作って欲しいなと思います。 

 

 春休みを通して、私が知らない間にたー君のサッカーもちょこっと変わったので、それはまた今度書きます。