運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

サイドキックのパス交換

 自主練習という部分ではサイドキックのパス交換は時間が空けばやっていますが、スクール始めた頃は蹴り方が本当にひどかったです。

 

 蹴り足を真横に向けて蹴らないといけませんが、どうしても足の角度が45度くらいでした。しかもボールに当たらない。

 

 インサイドの形がつくれないのでトラップの形もできません。トラップしようと足に当てるのですが、後に流れていってしまってました。

 

 インサイドって格好が特殊ですね。足を真横にするなんて日常ではありません。

 全然できないというか、「なんでできないんだ?」というのも思いましたが、「初めてだからこんなもんだな」というのと「たー君はこんなもんだな」というのが正直なところでした。

 

 インサイドキックの教え方ですが、本当に手とり足とり教えました。

 たー君の足をつかんで真横に向けてそこにボールを当てて「この形を作ってインサイドの部分にボールを当てなさい」というように。

 

 足が真横に向けられるようになると、次はトラップを教えました。

 

 トラップも同じで手とり足とり教えました。たー君の足をつかんで真横に向けてボールを当てつつ「インサイドでボールを上から下にこすってポンッと叩くんだ」とつかんだ足を動かしてボールに当てて、バックスピンがかかるというのをボールを手で動かして見せてという感じです。

 

 1月から始めて4月になるまでにパス交換の形になればいいなというのが目標でしたが、3タッチでパス交換ができつつあるので、とりあえずは合格だと思っています。

 

 なので、トラップも次の段階と思って、抜重ができるように上半身を上に伸ばして左足をスッと引きながらのインサイドトラップを教えた矢先、たー君の運動脳がフリーズして体の動きがバラバラになってしまいました。放心状態のような顔をしていました。

 

 たー君の場合は、運動は1回ではできないので、「100万回ボール触ればできるようになるよ。」と言って10本くらいパス交換して終わりにした後に「何回ボール触るんだっけ?」と聞いたら、

 

 「えーっと。いちおくかい?」

 「はい、一億回触ってください。」という感じでした。

 

 その後、この前日本代表に大島選手が選ばれたので、

 「この選手はボールに100万回触ったんだぞ。日本代表になったね。たー君は何回触るんだったかな?」と聞くと、

「200万回くらいかな。」

 

 9800万回減の大幅ダウンでした。