運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

運動神経中の下の子が少年サッカーやってみると(5か月後)

 先日ブログでも書きましたが、たー君が卒園した保育園の集まりがありました。

 大きな公園に集まって同窓会的な感じでピクニックしましょうというイベントです。

 子供達も定例的に集まってるので、何事も変わらない様子で仲良く遊んでいます。ただ、3年生にもなると、女子と男子がくっきり分かれていましたね。

 

 サッカーボール持っている子も何人かいて、毎回、自然とサッカーをするという流れになっていきます。

 1年生、2年生の時は運動神経が最上級に良い子の独壇場でした。運動神経良い子はサッカーやってなくてもボールに1番に追いついて先頭でボールを突っついて進んでいって、周りはその動きについていけないという様子でした。

 

 今回も自然とサッカーする流れになりました。たー君もそこの輪に入っていって果たしてどうだったかというと、ボールが転がっているところにスーッと近づいて行って、スッと体入れて、ボールキープしてそこからずーっとボールキープしていました。

 あっちにドリブルして行って友達が群がってきたら、立ち足の後ろにボールまわしてターンしては、かわしながらこっちにドリブルしていって、また群がってきたら立ち足の後ろにボールまわしてと、相手が運動神経良かろうが悪かろうが、いろんなボールタッチを教えてくれるスクール行ってとりあえずサッカーやってますという子だろうが、スルン、スルンという感じでかわしていました。

 たー君は保育園の時に運動できる順で行けば中の下で間違いないです。友達もそういう認識でしょう。なのに、ボールが取れない。「どうしてー?」っていう感じで何人もの友達が無気になって追いかけまわしていました。

 

 たー君自身も保育園の時の友達の中では運動神経中の下だと認識している様子です。自分より運動ができる子達を相手にサッカーを通じて少しでも自信をつけることができればいいなと思っていましたが、よくよく考えてみれば、「クラブに今日から入会です。サッカーも初めてです。」という子と、もう5ヶ月やっていますという子だったらボールコントロールの部分で差があって当然です。

 

 たー君より足の速い子たちは、50m走をすれば当然たー君に負けるわけないでしょうが、サッカーなので、トップスピードもあれば、急停止もあるし、右に行けば、左に行くし、急回転もすると。

 運動神経うんぬんではなくて、次のプレイを予測する。ボールの動きと体の動きを同調させる。ボールコントロール、ボディコントロール、ブレインのサッカー的な動きの要素にたー君は慣れていて、他のお友達の動きはそういう要素を持っていないというけだけだと思いました。

 

 運動神経イマイチな子がサッカー始めてどうなるかというのを伝えていくのが、このブログのコンセプトなのでこれまでやったことをまとめておくと、

・ボールタッチ、コーンドリブル、パス交換を5分でもいいのでできるだけ毎日やりました。

・運動神経イマイチだと100回やってもやっと1回上手くできる程度にしか成長しないということを受け入れています。

・まずは、スクールやクラブの練習のための自主練習として取り組みました。

・スクールやクラブの練習で対人でボールコントロールとボディコントロールを試すことが大事で、失敗と成功を繰り返して、今はその体験を脳に蓄積する時期だと考えています。