運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

子供は親の期待に応えようとする

 先日、うちの子達が通っている保育園を辞めてしまった先生に偶然会いました。
 じゃすこが大きくなったところを見せたくて声をかけると少し立ち話ができました。
 もう、保育園も辞めているので、すごくフラットな状況で話ができました。

 うちの子達が通っている保育園は子供の能力を引き出そうとするから、指導が熱心になるけども、それについてくる子供たちこそ凄くて、頑張り屋だということ。
 
 競争をさせながらの活動があるから、子供達に優劣がついてしまうように見えるが、実はのほほんと友達同士で遊ぶ関係の時間の方が多い。
ガツガツした環境ではなくて伸び伸びしている時間の方が多い。優劣を気にするのも、作るのも保護者の方だったりする。
 
 子供は頑張っているし、普通の未就学児ができないだろうことをやってしまうのを見ると、もっとやれる、もっと高い教育を受けさせないといけないという気持ちが保護者は起きる。
 それで、あの子はあそこの塾とか、啓発とか習い事してるとか、そういう情報も入ってきて、保護者の間で競争をしている。結果、保護者のイメージ通りにはなっただろうけど、手を加えない方がもっと才能が開いたただろうになという子も過去には見てきた。

 このような話をしていた時に、ハッとする言葉を聞けました。
 「けど、仕方ないんです。子供は親の期待に応えようとするから。」
 
 低年齢であればあるほど、子供はただただ純粋に親の期待に応えようとだけ考えてしまうそうです。
 親は子供のためと思っていても、誰のためと言われれば、それはパパとママのためと考えているんじゃないかと。
 まだ自分を持つには小さすぎて仕方ないけど、自分の意思を持って取り組んでいる時には、やっぱり才能とか能力は劇的に開花するのを見てきたというような話でした。

 たー君は真面目だと言っていました。真面目さが仇にならないように。ほどほども大事。
 ぴょんこは器用でなんでもできるように見えてしまうので、周りが期待する。その期待に振り回されないように見守って育てれば大丈夫ですということでした。

 親が先走って、見えてるものだけしか見なくて、大事なものを見誤ってはいけないなと思いました。