運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

サッカー経験がなくても大丈夫。サッカーの原理原則と3Bを知っておきたい。

 当ブログは運動神経イマイチな子がサッカーやってどうなるかを伝えていくのがコンセプトです。

 子供はサッカーしていて、自分はサッカー経験がないけど、「力になってあげたい。けど、分からない。」と思っているパパ、ママもいると思います。

 サッカーの原理原則と3Bを整理して考えるとサッカーのすべきことが分かりやすくなると思います。

 

 サッカーの原理原則は「ゴールを奪うこと」「ボールを奪うこと」です。これは逆も然りで「ゴールを奪われないこと」「ボールを奪われないこと」も言えると思います。

 

 それとサッカー選手の3Bが、「ボール(Ball)コントロール」、「ボディ(Body)バランス」、「ブレイン(Brain)」です。

 

 3Bは簡単に言うと、ボールコントロールは、トラップ、キック、ドリブル、ヘディングが上手いかどうか、ボディバランスは、走ったり、止まったり、反転したり、ジャンプしたりといろんな動きの切り替えを素早く連続してできるかどうか、ブレインは、サッカーの原理原則を合理的に、効率的に判断、選択できるかの習熟度です。

 

 サッカーの原理原則が目的で、3Bは選手がその目的を達成するための手段です。「ゴールを奪う」「ボールを奪われない」ようにボールが扱えて、よく動けて、合理的にゴールに向かっていければ、ゴールを奪うことも簡単になるよと。

 

 リフティングが1000回できても意味ないとか、ジンガの難しいやつができても意味ないとか議論がありますが、これは、サッカーの原理原則から言うと確かに意味ないです。

 

 ポンポンリフティングする時間があるならすぐシュートしろ。クネクネボールをこねくりまわしているなら、ゴール前にクロスボールをあげろと。 

 けど、3Bのボールコントロールの上達にはとても大事なことです。なので、私もジンガをさせました。けど、ジンガを極めれば、良い選手になるとは思っていません。

 

 サッカーの試合では原理原則に沿った動きをすること。

 「ゴールを奪うこと」「ボールを奪うこと」を達成するために、3Bを高めるための練習をして、その精度と速度を上げるというようにするのが、サッカーに溶け込んでいく近道だと思います。

 

 子供がリフティングがめちゃくちゃできる。ジンガがめっちゃ早い。けど、試合では活躍できない。もっと自信をもって試合に臨んで欲しいと考えている場合、それは、自信のあるなしじゃなくてサッカーの原理原則から外れた動きをしていませんか。

 

 リフティングはトラップしてシュートするためのボールコントロール、ジンガはサイドのエリアで切り返して相手DFからボールをずらして早くクロスボールをあげるためのボールコントロールと、原理原則の中で練習したこと、今できることを「ゴールを奪う」につながるように発揮させたいですね。

 

 サッカー経験がなくてもパパ、ママがサッカーの原理原則に基づいて子供のサッカーを見てあげれば上達につながると思います。

 

 ロシアワールドカップで日本はコロンビアと対戦します。コロンビアは「ゴールを奪う」、「ボールを奪う」が最優先事項のサッカーをします。

 ハメス・ロドリゲスが「ゴールを奪う」ためにどんなドリブル、パスをするのか、ファルカオが「ゴールを奪う」ためにシュートまでにどんなボールコントロールをするのか。それと比較して日本はどうなのか。

 セネガルポーランドは「ゴールを奪う」「ボールを奪う」ためにどのようにボールを運んだり、扱うのか。

 

 原理原則を意識して3試合を見ると、サッカー経験がなくても3Bのブレインの向上につながります。ブレインを養えば自分の子供のサッカーがより面白く見れるんじゃないでしょうか。