運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

サッカーのことで叱る。

 たー君をサッカーのことで厳しく叱りました。

 技術的なことは運動神経中の下なので仕方ないとして、サッカーに望む姿勢について怒りました。

 

 ワールドカップがあってママの元にスクールの問い合せが殺到したわけですが、そのうちの1人の子がたー君のスクールに体験に行くということで、その子のママ友と一緒に見に行くということになりました。

 

 スクールに入会してからは、練習を最初から見たのは初めてだったので、たー君の取り組む様子を観察しました。

 見ていると、練習開始の集合がかかっても最後まで集合場所に行かなかったり、練習の説明をコーチがしていても聞かないで違う方向を向いて座り込んでいたりしました。普通に練習している子の半分もボールに触っていないように見えました。

 

 今までたまに覗きに行くとコーチにも話しかけたり楽しそうな様子は見てきましたが、通い始めて半年が経って悪い方の慣れた状態なんだろうなと見てて思いました。

 

 家に帰ってきてから、まず、学校に例えて聞きました。

 「今日、スクール見てて気になったことがあった。何かわかるか?」

 ウーンと考えています。

 「学校で5分休みが終わって授業が始まってもウロウロしているのか?」

 「授業中は教室の後ろのロッカーのところで授業を聞かないで寝そべってるのか?」

 そうすると、たー君は「そんなことはしない。ちゃんとしている。」と答えました。

 

 「じゃあ、なんでサッカーではしないんだ。コーチの練習の説明は、学校の先生の授業と一緒だぞ。」

 「学校では5分休み終わりのチャイムが鳴ったら机に座って授業の準備するんだろ。コーチの集合の掛け声だって一緒じゃないか。」

 

 追い詰められた顔をして黙って聞いています。

 そして、まだ言っておきたいことがありました。

 

 集合がかかった後に1番最初に集まった子達は練習に早く取り組んでうまくなりたい子達で、コーチが集合しない子達に声をかけてるうちに2分、3分という練習時間が無駄になる。たー君は一番最初に集合する子達の練習の邪魔をしているということ。

 それと、コーチはすぐに動けない子達を見ているということ。取り組む時に早く動けない子は反応が悪い選手で、遅い選手と見られていること。

 

 サッカーが上手い下手以前の話しだと。サッカーだけじゃなくて、学校生活でも取り組む姿勢、団体行動に協力する姿勢は同じように大事だと言いました。

 たー君は「分かった。直す。」と言っていました。

 

 スイミングでも小1の時に、泳ぎについていけない時があって、練習に取り組む姿勢がまずい時期がありました。

 その時は、「風呂に入りに来てるんじゃないぞ。」と叱りました。

 「上手くいかなくても集中して、次の泳ぎは今より少しでも上達したいと思って練習しなさい。向上心を持つことが大事。」と言いました。

 その後は4種とも泳ぎが順調に上達していきました。

 

 日頃、怒ることはたくさんありますが、今回は、小1の時ぶりに叱りました。

 

 今回、スクールに出かけて行く時に、

 「次の行動を考えて早く動くのがサッカー選手だぞ。」

 「それと、サッカーするためだけにサッカーやってるんじゃないぞ。1人だけじゃなくて、2人3人で知恵を出して助け合うと難しいことも簡単になることを経験するのが大事なんだぞ。その時その時に、自分がどうするのが一番良いのか考えて動きなさい。」

 と言っておきました。