運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

リフティングは意味がある。サッカーするならできるようにならないといけない。

 9月に入ってから自主練習はリフティングに特化して取り組んでいます。たー君がサッカースクールに行き始めてから9ヵ月経ちました。これまでリフティング練習を避けたり、やらせようと思ったけど、やらなかったりという状況でした。これについては↓過去記事。

 

 ↓サッカー始めて1ヵ月の頃

footballhajimel.hatenablog.com

↓サッカー始めて3ヵ月の頃

footballhajimel.hatenablog.com

 

 リフティングに集中して取り組むようになった背景を今回は書きたいと思います。

 

 サッカー始めて、最初はドリブルとボールタッチ、パス、トラップの基礎練習をします。この4つの基礎技術はサッカーに直結する技術です。この4つの基礎技術がなんとなくできればサッカーの格好がつきます。

 基礎技術はチームの練習で身につけたり、早く身につけたいなら自主練習をするということです。

 

 一方、リフティングは直結しません。けど、身につけなくてはならない技術です。

 その理由を書きます。サッカーの試合中、ボールはだいたいバウンドしています。それによく浮きます。このバウンドしたり、浮いているボールをピタリと止めて、初めてドリブル、パス、シュートができます。

 だいたい跳ねたり、浮いたりしているボールを一回のトラップでピタリと止める。いわゆる浮いたボールの処理ですが、このためにはリフティングで培った浮いたボールを手慣れ(足慣れ)た感じでコントロールする技術が必要です。

 つまり、試合中にボールコントロールして落ち着いてプレーするには、まず浮いたボールを処理するリフティングの技術が前提になります。リフティングできるかできないかでプレーの質が大きく違ってきます。

 

 プレスがきつくなって、スペースが狭くなって、フィジカルコンタクトが多くなって、ヘディングの競り合いが多くなって、パススピードが速くなって、ロングボールが多くなって、プレースピードも速くなると一番重要な技術は、浮いたり、跳ねたりしているボールの処理(トラップ・ワンタッチコントロール)になります。

 加えてパスはダイレクトパスの技術が必要です。トラップ、ダイレクトパスの練習とリフティングの練習は相互に関係性が深いです。

 

 リフティングは難しいです。できる子は最初からできると思いますが、できない子ばかりだと思います。できない子の場合、やっている本人は、「できるわけがない。」と絶望的な気持ちになると思います。私はそうでした。

 リフティング練習を避ける子は、パス、トラップ、パントキックの練習を先に十分にやるのが良いと思います。そのうち、蹴る、止めるの力加減が慣れた感じになれば、最初からリフティング3回ぐらいできるかもしれません。

 

 たー君は、サッカー始めてから9ヵ月後に本格的にリフティング練習にとりかかりました。トラップ、パスがそこそこできるようになったけど、リフティングができるようにならないと試合用の技術に変換できないと思ったので、ここらでリフティングだけに集中しています。まずは10回。10回できるようになれば、その後は時間かかっても回数はいくらでも伸ばせます。