運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

サッカーを始めた学年別に最優先する技術は何かを勝手に考えてみた

 最近はサッカーを始める時期の低年齢化が進んでいるように思います。幼稚園ぐらいから始めて、小2の頃にはリフティングが1000回できて、ジンガもマスター、ボールタッチも上手なんて子がいますね。

 私の感覚では、サッカー始める時期って小3、小4ぐらいが普通じゃないかというところです。小5になる頃にはチームの人数も揃って、試合こなしてゲームテクニックを身につけて、小6は全日を目指す勝負を意識した1年という過ごし方というのをイメージします。

 今は、中学3年間はクラブチーム志向が強いから、セレクションへの準備もあって小さい頃からサッカー始める方が有利というのもあるのかもしれません。

 

 たー君は小2から始めたことになるので、小5、小6までには技術を身につけるための時間があります。けど、小5、小6になった時にサッカークラブ入りたいという子もきっといると思います。

 小5からであれば、試合も多く入る時期です。

 サッカーチームに入って初めての週末にTRMだよということもあるでしょう。つまり、基礎技術もないのに、いきなりゲームテクニックとサッカーの基本戦術が求められる状況になります。当然、我が子の活躍なんかは期待したらだめですね。千尋の谷に落ちたことと同じだと思った方がいいです。

 

 とはいえ、何か練習すれば実戦でも力を出せると思うので、私の独断により、サッカーを始める学年別に優先的に取り組む技術のランキングを考えてみました。

 

小2:1位ドリブル 

   2位ボールタッチ 

   3位トラップ 

   4位サイドキック 

   5位インステップキック 

   ランク外リフティング

 この時期は団子サッカーなんで、ボールを持てるっていうのが強いですね。トラップできてドリブルが実戦で効果ありです。

 

小3:1位サイドキック 

           2位ドリブル 

           3位インステップキック 

           4位トラップ 

           5位リフティング 

           ランク外ヘディング、ボールタッチ

 団子サッカーからの卒業。ドリブルだけじゃなくてパスもできた方がいい時期です。2人、3人のコンビネーションを考えながらの攻撃を学び始める時期です。チームの練習についていくには、ドリブルだけじゃなくてパスができないといけないので、キックとトラップも大事です。

 ボールタッチはいきなりランク外です。ボールをこねくりまわすだけのボールタッチはいらないですね。足でボールを扱う感覚を高める意味でのボールタッチはまだまだ大事です。

 

小4:1位サイドキック 

   2位トラップ 

   3位ドリブル 

   4位インステップキック 

   5位リフティング

   ランク外 ヘディング、ボールタッチ

 ポジションの役割、スペースを使うことを学び始めるので、ドリブルよりもパスでボールを人から人へ渡すことをし始めます。小3の頃と比べるとドリブルがワンランクダウンの3位で2位にはトラップが入ります。

 小6まで見据えるとまだ時間があるので、キック、トラップ、リフティングなど基礎技術を大事にして身につけたいです。

 

小5:1位サイドキック 

   2位トラップ 

   3位インステップキック 

   4位ヘディング 

   5位リフティング 

   ランク外ドリブル ロングキック

 試合が多くなる時期です。試合で空中戦も出てくる時期です。小5からサッカー始めて試合で使える技術はヘディングだと思います。キックとトラップ(止める、蹴る)ができるようになれば実戦に慣れるのも早いと思います。

 

小6:1位ヘディング

   2位サイドキック

   3位トラップ 

   4位インステップキック 

   5位ロングキック 

   ランク外リフティング、ドリブル

 試合のことだけ考えればやることはヘディングしかないです。勝負の1年なので正直、身体能力高ければヘディングだけでなんとかなるかもしれません。実戦通してキックも身につければなんとかなるかもしれません。

 

 小6が集大成になるので、そこまで逆算して時間に余裕があればキック、トラップ、ドリブル、リフティングを身につけて伸ばしていきたいです。

 小5以降にサッカーを始める場合は、実戦的な技術に特化した方が時間の有効活用になると思います。

 小6からサッカー始めても身体能力がずば抜けて良ければ秋頃にはなんとかなるかもしれないんですが、大事な局面で活躍するのは基礎技術を高めるのに時間を費やしてきて、当たり前のことを当たり前にできる選手だと思います。