運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

ゴールデンエイジを考える

 たー君の様子がおかしいです。

 運動ができるようになってきています。

 相変わらず足は遅いんですけど。

 ゴールデンエイジなのでしょうか。ゴールデンエイジについて考えてみたいです。

 今回はスイミングスクールの話です。

 

 ゴールデンエイジはここで詳しく書かなくても運動神経が急激に伸びる時期ってことでいいでしょう。

 

 最近、私もママも驚いているのは水泳の伸び具合です。

 

 2年生から3年生になる1年前は、4歳からスイミングに通っているにも関わらず「水泳苦手。」と言っていたたー君ですが、3年生の秋頃から迫力のあるフォームで自信満々に泳いでいます。

1年前のたー君の記事↓

footballhajimel.hatenablog.com

 

  3年生の時にたー君はサッカーのクラブの練習参加日を増やすためにスイミングスクールを移籍しました。

 4歳から3年生の夏までは、スポーツジムのスイミング=ジムスイミングに通っていました。

 今は、有力な水泳選手も輩出する地域に名を轟かせる名門スイミングスクールに通っています。

 

 4歳からジムスクールで水泳を始めたたー君ですが、2年生の頃にやっと平泳ぎ、3年生になった頃に進級してバタフライという状態でした。

 一方で、たー君と同じ保育園を卒園した子が、たー君よりも遅く名門スイミングで習い始めたにも関わらず、4泳法終わってメドレーに入っていきます。

 そういう話を聞いてくるママが言うには、

 「名門スイミングの方が上達が早い。評判もいい。」

 

 ですが、私はジムスクールの高学年の子達が水しぶきをバシャバシャあげながら迫力ある泳ぎでメドレーを何往復もしているのを見ているので、たー君も時間をかければ、泳力がつくと信じていました。

 

 サッカーの参加日を増やすのと、送迎バスが家の隣に来るという理由で、名門スイミングに移籍した後、進級基準を見てみると、たー君が、

 「あー。楽勝だわー。」

 なんと進級基準がジムスイミングより緩いのです。移籍した時点で1級まで全部パスできると言っていました。

 基準が緩いので、進級審査を見ているとなんとか泳ぎきって進級する子が多くいます。

 それを見てママは、

 

「たー君が一番泳げるように見える。評判とは違うわ。」

 と言っています。

 

 名門スイミングで進級してきた大多数の子達より他ジムで育ったたー君の方が泳力があるんです。

 移籍した頃、1級修了した子のパパに、「修了してすごいですね。」と言うと、

首を傾げて、

「溺れてますよ。」

と言っていた意味も今では分かります。

 

 名門スイミングはささっとメドレー泳げますという既成事実だけ作って選手コースに進めるレベルで泳げる子をふるいにかけているという感じです。

 

 ジムスイミングは、アットホームでコーチとスクール生の距離感が近くて指導も細かいし、最低限みんな検定タイムを突破しようというのが目標です。

 

 燦々と輝くクラブの評判と身につく中味は同じではないことを目の当たりにしました。

 

 保育園から低学年の時に運動で雲の上の存在だった運動神経最上級の子達も水泳に関してはたー君の方が泳げる、タイムが上というのが現状です。これも移籍して分かりました。

 運動神経最上級の子が自分よりも良いタイムで泳ぐたー君を見て、

「まじか…」

と口から出た一言を聞いて、少し申し訳なくなりました。

 

 ここからゴールデンエイジについて考える話です。前置き長くてすみません。

 

 これまでのスイミング活動で言うと、保育園の時期にジムスイミングでは、プールの中でボールを泳いで拾い集めたり、鬼ごっこしたり、飛び込んだり、プールサイドに手をかけて足がつかない深いところを落ちないように横に移動したりと遊んでいるようなサーキットトレーニングが取り入れられていました。たー君もぴょん子も、

「あの頃が一番楽しかった。」

 と口を揃えて言います。

 当時、名門スイミングに通っている子のパパママにそういう話をすると、

「そんなのしてない。泳がないで遊んでて意味あるの?」

 という感じでした。

 

 しかし、水の抵抗感じながら、手足をいっぱい動かしましょう。体のいろいろな箇所をたくさん動かしましょうというのを遊びながら身につける狙いがあるのは見ていて分かったし、小学生になっても、時間があればサーキットもやって、4泳法も手足の動かし方を細かく指導されていたので、高学年の迫力のある動きにつながっていくのかなというのは思っていました。

 それに水の中での運動の種類も量も豊富なので、運動神経もさぞ刺激されるだろうなとも思っていました。

 

 そうやって遊びながら非日常的な運動をして過ごしたプレ・ゴールデンエイジの頃に貯めていたものが、ゴールデンエイジにさしかかって、水泳にもその他いろいろな運動にも対応できるようになってきたのかなと最近、実感しています。

スイミングの効果 過去記事↓

footballhajimel.hatenablog.com

 

 ゴールデンエイジには考えること他にもあるので、また今度書きたいと思います。

 

 ところで、たー君は今度、移籍したにも関わらずジムスイミングの記録会に出ることになりました。ぴょん子も出るので、コーチがたー君も出ろ出ろ!ということで出場です。

footballhajimel.hatenablog.com

 

 本人も久々にジムスイミングで泳げるので、やる気に満ちています。

 1年前は「水泳苦手。」と言っていたのに今は自分に自信が持てるようになって良かったなと思います。