運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

ゴールデンエイジを考えると寝る子は育つの続き

  今回は過去に書いた記事↓の続きです。

 

footballhajimel.hatenablog.com 

footballhajimel.hatenablog.com

 

 プレゴールデンエイジ、ゴールデンエイジのうちに足元の技術を身につける説がありますが、止める=トラップ、蹴る=キックはゴールデンエイジ以降は上手くならないのでしょうか?

 

 経験談で言うと、中学生になってからでも足元上手くなります。

私は中学になってからの方が、小学生の時に技術的にできなかったことが急激にできるようになりました。

 小学生の時に30回できればいい方だったリフティングが中学生になったら20分続けるとか、30分続けるとか回数じゃなくて時間になりました。

 感覚的な話ですが、筋肉がうまく動かせるようになったり、力加減がうまくできるようになったりしたので、ボールが扱えるようになりました。

 フィジカルが伸びてボールが扱えるようになったパターンです。

 

 U16~U18になると、単純に足元の技術あるなしではないです。フィジカルがあって加えて足元があるかないかです。

 

 100%で30m走ってふくらはぎに乳酸が貯まりまくって筋肉パンパンの状態でボールを扱う選手と、70%の力加減で同じくらいのスピードで30mダッシュして余力を残してボールを扱う選手では、後者の方が優位です。

 後半15分過ぎぐらいにスタミナにまだ余力がある選手と、もうガス欠見えてきている選手では余力がある選手の方がボールを正確に効果的に扱えます。

 

 リフティングだけできても試合になると意味ないと言われるのは、リフティングは同じ疲労感という条件の中で回数を競ってるだけなので、試合中に求められる走ってボールを扱う技術とは質が違うってことかなと思います。

 

 足元、足元と言っても、175㎝で足の短い人と足の長い人ではリーチが違うので、足が長い方がトラップ、ボールキープ、止めて蹴るという動作のボールコントロールに奥行が出ます。

 その奥行の少しの差で足が届かないです。

 ボールを奪うにしても私は足が短いので「エイッ、エイッ」という感じで突っつきながらしつこくつきまとわないといけません。体力がどんどん消耗します。

 

 少年サッカーでフィジカルあってもどうこうという説がありますが、フィジカルはずっとつきまとってきます。運動能力が高ければ、足元が多少劣っていてもカバーしてしまいます。

 フィジカルも技術も組み合わさって足元の技術だと思っています。

 

 足元の技術身につけるためにスクールと試合でサッカー漬けにして、休養が体力回復だけになって、休養が休養にならないようだと、遊んでるようにのんびりサッカーしてた子がU13~U15の成長期に寝る子は育つのごとくフィジカルが一気に伸びて、結局フィジカル面で優位にたってしまうことはありえます。

 

 高校生になってからでも足元は上手くなりますけど、高校生になってから上手くなっても、高校3年間のうちに公式戦に出場することを考えると時間的に間に合いません。

 

 U15ぐらいには自分のフィジカルが見えてくると思うので、その時には自分のスピード、スタミナ、体格に合った技術を身につけられたらいいなと思います。

 高校生で伸びるってのは、16歳〜17歳でさらにフィジカルが伸びるのと、できあがった体格を筋トレとかしてフィジカルを完成させるパターンだと思います。

 

 今の事を考えると、たー君は足が遅いので、足元の技術がないとだめです。

サッカーは走ってボール扱うスポーツなので、足が遅いってだけで不利です。足元の技術がないと話にならないです。

 足が遅いという特徴に合ったボールコントロールを身につけて、少しでも足が速くなってくれいとただ願うだけですね。