運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

ジャイアントキリングを見たか!

 昨夜、家に帰るとたー君が、
 「ベルマーレとレッズの試合感動したよ。お父さんもやべっちFC見て。」
 誤審で話題の一戦ですが、やべっちFCでハイライトを見て小4の子の胸にも湘南スタイルが響いたようです。

 試合内容は詳しく書きませんが、やべっちFCの編集では、前半2-0で終わって、ハーフタイムでのチョウ監督の指示についてのコメントが入ります。

チョウ監督は、
 「(戦術的な)指示はしていない。ありえないことが起きた。試合をボイコットするか、試合をやるか、選手に決めてもらった。」
 「選手は試合をやると。」

 そこからの後半3ゴールでベルマーレが逆転勝ちしたわけですが、たー君は試合をやるという気持ちと、逆転劇がドラマチックで感動したらしいのですが、そこで私が補足しました。

 「ベルマーレは小さいクラブ、レッズはビッグクラブで、レッズのホーム。レッズのサポーターは圧倒的な数でレッズの応援ばかり。そして誤審。そういう不利な条件がたくさんあった中でそれを全部はね返したんだよ。」  

 そこで一緒に話を聞いていたママが一言、
 「たー君分かった?やる気よ!やる気!!」  

 一言でまとめてくれました。

 「やる気というか、ベルマーレの選手は臆病にならずにレッズのゴール前によく走ってたよ。試合終わる間際で体力の限界超えてるのに、5人、6人が気力で走ってペナルティエリアに入っていったから逆転ゴールを決めた。」
 「ジャイアントキリングだ。」 
 あきらめないこと、臆病にならないこと、腐らないで走ること、戦術的なこと、技術的なこと、流行りのゲームモデルとかそんな理屈を超えた大事なことを湘南スタイルが見せてくれました。
 
 「サッカーって面白いな。」
 と言ったら頷いていました。

 我らが街のJクラブは煮え切らないようなシーズンですが、気持ちの入ったサッカーを見せて欲しいなぁ。