運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

少年サッカー チーム選びの相談を受けるのだが・・・

 最近、ママのママ友から、未就学とか小学校低学年の子供がサッカーしたいと言っているけど、どのチーム、スクールがいいのか?という質問をよく受けます。

 

 サッカーを楽しんでできればいいだけならスクールだよと、ジョカトレFCにもスクールがあるし、自宅の近所には他のスクールの会場がいくつもあります。

 

 その程度の対応をしていると、

 

 「土、日に活動をやっていて」、「月謝の予算はこれくらいで」と働くママの絞り込み検索条件がいくつも出てきます。

 

 そのうちに、もう体験はいくつか行った。

 あっちのスクールは月謝が高い、こっちのスクールは遊んでるだけだとか、子供の人数いっぱいでボーッとしている時間が長いとか、いろいろ出てきます。

 

 その中でジョカトレFCのスクールの評価はザ・平均的。正解だと思います。

 

 他のスクールも含めて習わせるには物足りないんだろうなと思います。

 

 スクールもチームもたくさん選択肢があるのになんだかしっくりいかないようです。

 どうしてかなと考えると、サッカーを習うが始まりになっていることに気づきます。

 親目線では、習わせる。

 子供目線でも習いにいく。

 

 本当は近所の空き地や広場で子供が集まってボール追っかけて走り回ることからサッカーを始めて、できるできないの評価の目も気にせずサッカーの自由さを感じる。

 

 広場で遊びでやっているサッカーは、90分ハーフで、ハーフタイムは45分でポテトチップ食べる。スコアは52対46くらいかなというサッカーです。

 「それで、今日は何点取ったの?」

 なんて真顔で聞く親はいません。

 だから、自由。

 まあ、遊びのサッカーでも得点数を子供に聞く親は、本物だと思います。

 

 サッカーに親しむ体験をすっ飛ばして、未就学の頃から論理的にサッカーを習うところから始める。サッカーの練習から始めて、数的有利なんて言葉が出てくる。

 セオリーを論理的にステップ1から習って、7歳の頃には大人みたいにサッカーができる。  

 サッカーの楽しさも習っている。

 けど、一緒に喜びも習えてますか? 

 

 ゲラゲラ笑って、ハアハア息が切れて、ゲラゲラとハアハアを繰り返して呼吸困難寸前になって、それもなんだかおかしくて嬉しくなるようなサッカーを感じられますか?

 

 なんの話をしているのかというと、U23の話をしています。どうしてあんなに苦しそうにサッカーをしているのか。

 

 中国でやったアジアカップジーコ監督。

 ボンバー中澤は負けててもベロを出してた。足は重そうでゼエゼエハアハアしてたけど、みんなボールをおれに触らせろと、ボールを触ることの喜びが伝わってきた。

 

 気持ちが見える見えないとかじゃなくて、サッカーする喜びが伝わってきてた。

 ボールの使い方の習熟度、完成度の高さよりも、ボールを触る喜びの強さが伝わってきた。

  

 スクールでサッカー始めて、習ってるのに問題が解けないという顔してサッカーしていないか。

 

 話を最初に戻すと、スクールの相談にどう答えるかというと、

 「まずは安いボール一個買って、近くの公園で子供と一緒にボール蹴ったり、追っかけたりしてください。」

 「ちょっとでも夢中になれそうかなと思ったら、適当にスクールの体験行って、子供が気に入ったところがベストですよ」

 と言っています。

 なんとも抽象的なんですけど、サッカーは自由で、ボール蹴ってどこまでも走っていけるっていうところから始めたほうが良いと思うんだよなぁ。