このブログは小学4年生のたー君の少年サッカーブログですが、今日は、保育園年長さんのぴょん子の話です。
ぴょん子は1月の下旬に年度成果発表会↓があります。
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学習、音楽、体操の3つの成果発表をクラスでやるのですが、只今、発表会に向けての練習も佳境に入っているようです。
たー君が年長さんの時に、私もママも経験済みなので、年長さんのこの発表会に向けての練習の濃さも強度も独特な雰囲気もよく知っています。第一子の親御さんは雰囲気と熱に呑まれてるかもしれません。
先日、朝、珍しくぴょん子が自分で起きてきました。
私もママも朝の準備をしている真っ最中で、そーっと起きてきたぴょん子に驚きつつ、
「ぴょん子自分で早起き出来て凄いねー!!」と声をかけました。すると、
「保育園行きたくない。休む・・・」と言い、うわんうわん泣きだしました。
ぴょん子が自分で起きてきたので、「起こす手間が省けた。ラッキー!!」と思っていたのも束の間、「このケースは、いつもの4倍時間がかかる」。
チャンスから大ピンチに状況が悪化しました。
「保育園より、お家にいる方がいいのかな。パパもそうしたいよー」
と、なだめながらも頭の中は、さらに朝の用意に手間がかかるじゃす子を一刻も早く起こさないと大惨事(=会社遅刻)になりかねないと、じゃす子を起こしてリビングまで連れてきました。
2歳児のじゃす子は、毎朝、眠くて開かない目を無理やり開けようとしながら、「ママ、ママ、ママがいいー」と甘えまくりますが、この日は、うわんうわん泣いてひくひくしているお姉ちゃんの様子を雰囲気で感じて、シャキッと起きて、キリっとした顔をして私が着替えをさせることにも抵抗をせずに、着替えてすぐに「ご飯食べる」と、高速で準備が進みました。
じゃす子は3番目ということもあり、家の中の空気を察知する勘が鋭いです。
とにかく甘えれば、ママがなんでも言うことを聞いてくれると考えている節がありますが、お姉ちゃんのぴょん子が怒られて泣くと、突然、しっかり者になります。
親が困っている時にしっかり者なところをパパママに見せるとお姉ちゃんを超せた気分になっているのかドヤ顔をしています。
こういう時は下の2人が姉妹で良かったなと思います。
さて、肝心のぴょん子ですが、ずっと泣いていました。
発表会の音楽の練習が上手くいかないそうです。
たー君は、年長の時の成果発表会の時の音楽は、2テンポずれているくらいだったので、
「お兄ちゃんはひどかったけど、なんとかなった。大したことない」
と、話しました。
しかし、ぴょん子は、保育園の活動は何をやっても上手くいって、自分の思い通りになっていたのに上手くいってない現実と、年長さんの年度発表会への園をあげての猛練習の独特の雰囲気に心のコップに溜まったいろいろな感情が溢れてきて、大泣きしていたのだと思います。
同じことはたー君もありました。
たー君は年長の時に、成果発表会が近づいてきても家ではひょうひょうとしていましたが、園の練習で先生が練習中に感極まって泣き出した時に、嗚咽をもらしながら大泣きしたそうです。
練習を見ていた先生が、4人ぐらいでなだめても制御できないほど大泣きしたと聞きました。その時も先生が感情が溢れたんじゃないかと言っていました。
ぴょん子は、しっかり者です。学習面でも、運動面でもクラスの真ん中にいつも立っていました。それだけの能力を発揮してきたし、本人も自信があるのは見て分かります。それでも、心のコップから溢れ出すぐらいにいろいろな感情でいっぱいいっぱいなようです。
私もママも2回目の年長さんの成果発表会なので、変な感情は起きずに平常心でいられるのが救いです。
本当は、たー君の水泳の200mメドレーのタイムトライアルが近々あるので、そればっかり気になっているというのが本心で、それをぴょん子に見透かされていて、「私のことも少しは気にかけろ」ということかもしれませんが。
まあ、泣きたければ、泣けばいい。
とりあえずは、ぴょん子の感情に同調せずに、大袈裟な対応はしないで、静かに見守ろうと思っています。