運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

コロナウイルスと休校とサッカーとを過ごして

 新型コロナウイルスの予防対策で、学校が休校になり、多くのご家庭がいろいろな手を打たれたと思います。

 

 我が家の休校の対応はというと、ママの実家にたー君を預けました。

 休校が決まってママと話をして即決でした。

 

 ママの実家からも心配の連絡があって快く引き受けてくれるということだったので、2週間以上たー君は海の街で生活をしていました。

 

 人口よりも海鳥の方が多いような街です。

 人の姿よりも、トンビの気配の方がするような地域です。

 過疎地域と言える海の街が、健康的に濃厚接触を避けるには最も適していると考えました。

  

 「休みじゃなくて、休校だぞ。本当は学校があるんだぞ」ということを言い聞かせて、当然、家の中での自主学習が最優先、時間が余ればサッカーの自主練習メニューを作成して「日課だぞ」と渡しました。

 たー君が、着替え、勉強道具とテキスト、サッカー道具だとかたくさんの荷物の荷造りをしているところで、

 「パパ、マーカー持っていっていい?」

 日課にマーカーが必要になる練習メニューはないし、荷物重くなるから持っていくなと思いましたが、「好きにしな」と言って、マーカーも持っていきました。

 

 

 修了式直前までママの実家で過ごしていましたが、ママの実家に話を聞くと、「勉強やっていたよ。サッカーもやっていたよ。一番やっていたのは釣りだよ。」ということでした。 

 結局、外にいる時間が多かったので、真っ黒に日焼けして帰ってきました。

 

 当ブログでも何度か書いていますが、ママの実家の隣には2歳上のサッカーしているお兄ちゃんがいて、たー君とは田舎の幼馴染みたいなもので、良い遊び相手であり、良いサッカーの練習相手です。

 今回は、高校生の野球少年で小学生の頃は野球とサッカーをやっていた従兄もママの実家で過ごしていて、3人で1対1とか、ボールの蹴りっこをやっていたそうです。

 

 「マーカーがボコボコになっちゃった」

 

 コートやゴールを作るために使っていたそうです。

 ボコボコになって戻ってきたマーカーを見て、これは「日課」よりもサッカーが上手くなることに取り組んだ証拠だなと思いました。

 

 それでも海の街から自宅に帰ってきたところで、チェックのためにボールを触ってもらいましたが、おでこにボール乗せて体がクネクネしていたり、ボールタッチが軽くなっていたり、インステップのゴロボールの球筋も良くなっていました。

 

 「こんなことできるようになったんだよ」

 足でバスケのドリブルのようにサッカーボールを弾ませたり、日課の練習メニューにはないことも覚えてきたようです。

 

 その姿を見ていると、3人で生きたサッカーを思いのままに楽しんで得た何かがあったことが分かります。

 技術じゃなくて、ボールを触ることへの意欲、関心の示し方に良い変化があったなと感じました。 

 

 休校中に取り組むように作ったサッカーの日課の記事は↓

 

footballhajimel.hatenablog.com