運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

ドリブルスクールの議論

 ↓はドリブルスクールに関して体験談を基に書かれたブログです。

 7000字超の記事ですので、読むのに心構えが必要です。

 ドリブルスクールを検討する保護者の方も多くいると思います。

 ↓の記事の筆者の考えもスクールを検討する時には、大変参考になると思いますので、ご一読をおすすめします。

reading-football.work

 

 記事の中に出てくるチームがあります。

 静岡学園

 野洲高校

 聖和学園

 ヴィバイオ船橋

 

 ヴィバイオ船橋だけジュニアとジュニアユースの街クラブですが、この4チームをドリブルというキーワードで紐解くと、

 

 静岡学園野洲高校と言えば、出身がセゾンFC。

 聖和学園と言えば、出身がJSCCHIBA。

 ヴィバイオ船橋のエリートの進路は、市立船橋

 

 静岡学園野洲高校は、テクニカルなサッカーで全国優勝あり。

 聖和学園はドリブル軍団で、断幕は、「いつ魅せるの?今でしょ」。けど、全国優勝なし。

 市立船橋は、守備的でロングボール主体のフィジカルサッカー。全国優勝たくさん。

 

 ドリブルとサッカーで勝つことの関係性を考えると、興味深いです。

 

 次に、「ドリブル塾は是か非か」を読んで、私の感想は、この筆者は、ボールキープとかルックアップに苦労したんじゃなくて、前を向くトラップに苦労したに違いないと想像できます。

 八千代高校もサッカー名門校なので、練習からプレスが厳しかったと思います。

 パス受ける前の選択肢と、受けた後の選択肢のギャップで思考の転換を図るのも苦労したんだろうなと。

 この筆者が言う解決策としてのドリブルは、トラップした後、前がなかなか向けない中で、プレスを受けて挟み込まれた状況でも、余裕をもってルックアップできるだけのボールキープ力といった書き方になるのでしょう。

 

 ドリブルスクールの話に変わりますが、どこのスクールも生徒の上達のためにトレーニングを日々アップロードしてやっていると思います。

 どちらかというと、生徒が習うだけになっていないかに不安を感じます。

 習うだけでも技術は身につきますが、ドリブルが解決策として習えているかどうかが大事なんだと思います。

 

 「ドリブル塾は是か否か」記事にも、ドリブルデザイナー岡部さんが出てきますが、私は、岡部さんは解決策としてドリブルを説明していると思います。

 その理由は、「フェイントなんかしないで縦に抜けることが理想」を前提として説明しているからです。

 まっすぐゴールに近づくのが理想だけど、相手チームは邪魔して難しくしてくるわけだから、その状況を打開する方法論としてのドリブル理論です。

 私もたー君とドリブルの練習とか、1対1をする時に必ず言います。

 「フェイントなしで1発で抜ければベスト」

 

 岡部さんが見せるオリジナルフェイントもできればいいですが、そこを伝えたいんじゃないんだと思って見ています。

 派手な部分をそぎ落としていくとサッカー的な解決策としてのドリブル理論が見えてきます。

 

 岡部さんを模範としてたー君は今、プレーのつなぎとしてのドリブル、やり直しの予備動作として「空踏み」のクセをつけようと自主練習しています。「空踏み」だけどうしてもクセにしたいです。

 

 ジュニアでドリブルできると武器です。ドリブルスクールも習い甲斐があります。

 けど、8人だから武器なのかもしれません。個人の武器であって、サッカーの解決策になってないかもしれません。 

 

 U13以降、守備が組織化されてから解決策になるのかどうか。ドリブルが解決策の選択肢のひとつでしかないことを、意識して取り組めるのか。

 

 そういった視点は、ジュニアとU13から起きる評価の逆転現象とも関係性があるのかもしれません。

 

 

3年前からドリブルデザイナー岡部さんのYou tubeを見ていますの記事↓

footballhajimel.hatenablog.com