運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

スクールで習っているドリブルと認知

 たー君が通っている脳と動スクールのドリブルクラスでは、

 ドリブルの使い方を「運ぶ」だけとしていません。

 

 ドリブルは、

 突破

 時間(間)を作る

 つなぐ

 探す

 

 の4つの使い方に分けています。

 普通、ドリブルスクールで習うことって突破に特化するのではないでしょうか。

 脳と動スクールでは、ドリブルの使い方を、探す>つなぐ>時間を作る>突破するの順で重要性を順序づけてトレーニングしています。

 

 この探すというワードですが、認知・判断・実行の、認知のことだと思ってください。

 ちなみに脳と動スクールでは、認知、判断、実行とは言いません。

 選択肢を探す、選択肢を見つけると言ってスクール生に説明します。

 今回は探す、見つけるを分かりやすくするために認知を使います。

 

 認知と聞くと何を思い浮かべるかというと、私もそうでしたが、広い視野でパスを味方につなげてナイスパスとか、サイドチェンジして逆まで見えてたなとか、スルーパス出して良く見えてるなとか、視野が広いか狭いかの話になるのが一般的だと思います。

 

 脳と動スクールでは、認知は数です。

 3個、4個、ピッチ目線で情報収集する探すことができるドリブルの練習メニューを行っています。

 視野の広さではなくて、数なので顔をあげて視線をあっちもこっちも配って都度、頭の中で情報処理しないといけません。

 

 ドリブルしながら目線、視線を配って、何を探したらいいのか、何を見つけるのかも定義されていて、多種多様なメニューを通して複数の状況を探すトレーニング、見つけた情報を脳で把握してサッカーに解釈して、つなぐ、運ぶ、突破するの効果的なドリブルをスクール生個々が思考した結果としてプレーするトレーニングをします。

 コーチは、「頭は疲れてるか」とよく声かけをしています。

 

 認知とは、視野が広い狭いことという見方をしていましたが、認知は数だということ。

 認知はナイスパス、ナイスプレーのためにするのではなくて、サッカーで効果的なプレーをするために数多く認知をすること。

 数多く認知をするためにドリブルの便利な使い方を習っています。

 

 

 ドリブルスクールではありますが、最後のゲームでは自然とパスをしあっています。

 探すことを基にして、ドリブルでつなぐ、時間(間)を作る、突破することをメインにしながら、ドリブルとドリブルの間をパスでつなげています。

 ゲームの時もコーチは、「頭を働かせよう」、「探そう、見つけよう」と声をかけます。「ドリブルで勝負しろ!」「どうして勝負しないんだ」というのはありません。

 探して、見つけた結果、突破のドリブルにナイス!と声をかけています。

 

 

 練習メニューも書くことができますが、延々と長くなるので、ここまで。