運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

GOSスクールの効果(2ヶ月目)

 サッカースクールに通えばサッカー上手くなると思います。

 

 しかし、思ったほど上手くならない、全く変わらないというパターンもあると思います。

 

 私の考えでは、スクール行ってあらゆる練習メニューをしてもボールに触れない、触らないというか、ボールに関与する回数が少ない、プレーに関与する回数が少ない場合は、失敗パターンだと思います。

 ボールひとつを複数人でつなげていく、奪い合うオープンスキルはこのケースがあり得ます。

 

 今、たー君が通っているGOSスクールはオープンスキルに焦点を当てたスクールです。

 

 ボールを貰う前に優位を確保する、次のプレーを実行する止め方、持った後はゴールを逆算したプレーの選択を、月毎に設定したテーマと試合中に起こり得るシチュエーションからプレーの選択や考え方を整理しながらトレーニングをしてくれます。

 

 GOSスクールは、トレーニングメソッド、トレーニング内容、スクール生の意欲や強度も非常に魅力的で、スクールに通わせ甲斐や、習い甲斐があるというのは初見からの私の見立てです。

 しかし、たー君にはまず、脳と体の動きを連動させるコーディネーションづくりとボールを持ちながら数多く認知して情報処理する脳づくりに焦点をあてた脳と動スクールに通わせました。

 

 その理由は、脳と体を連動して動かすことに難のあったたー君をそのままGOSスクールに通わせても、ボールに触れない、トレーニングに関与できない失敗パターンになるなと分析していたからです。

 

 脳と動スクールでの成長を踏まえて、GOSスクールに移籍後の最初の1ヵ月は、トレーニング中も最後のゲームでも、フリーでも本当にボールが触れませんでした。パスが来ない空気みたいなものでした。

 

 その中で、セカンドボールを拾おうとしたり、パスの出ないフリーランを繰り返したりして、たー君は、「つまらない。やる気でない」という顔をしていました。

 

 しかし、2ヵ月目以降は、トレーニングへの関与が増えてプレーがガラッと変わってきました。

 

 この変化はたー君自身が変わったというよりも、元々いたスクール生がたー君のことを見てくれるようになったことに原因があると思います。

 

 この新顔(たー君)は、ボールを運べるな、パスを出してもボールを止められるな、とりあえずパスが返ってくるなと、元からいたスクール生達に2ヶ月経って認識してもらえた結果かなと思います。

 今は要求すればパスが出てくるし、逆に要求もされるようになっています。

 

 脳と動スクールで身につけた情報を複数探すことと、頭を働かせて情報処理してボールに関与することに、GOSスクールで吸収したことを上塗りできていると見ていて思います。

 

 ただ、結局は、サッカーをどこでやろうと止める蹴る次第に尽きるなと。

 スクール生にもコーチにもサッカーで打ち解け始めた様子を見ていてそう思います。