運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

8人制サッカー 右サイドバックのお手本

 ジョカトレFCでのたー君のポジションは右サイドバックで固定されています。

 

 親から見るとスピードもないし、俊敏性もないので、相手にボールを奪われたり、裏を取られたりしたら失点に直結するDFラインにいるよりも、もうひとつ前のMFの方が安心して見ていられるのになぁと思います。

 

 ジョカトレFCのフォーメーションは3-3-1または3-2-2のどちらかです。

 DFラインは3バックになります。

 

 3バックのサイドバックはタスクが多いですね。

 

 守備時ではサイドバックであり、絞り込んでセンターバックでもある。

 

 攻撃時では、サイドバックとしてビルドアップの起点であり、3ボランチのように中盤でパスの連係に絡むことも必要。そして、オーバーラップしてサイド攻撃に幅と厚みをもたすこともしないといけないし、攻→守の時には最終ラインまで走らないといけない。

 

 やること多くて忙しいなと思います。

 

 しかも、たー君はビルドアップの起点になるプレーに未だに課題を抱えています。

 8人制のサイドバックの分かりやすい見本になるものはないかなと色々と考えて私なりの結論が出ました。

 

 それは、3-5-2とか、3-4-2-1の3バックの動きを見本とすることです。

 

 この見本となるチームとして私が選んだのは、チェルシーです。

 チェルシーの試合を見て、3バックの動きを自主勉強するという自主練習です。

 

 たー君は、バイエルンの次にチェルシーが最近好きなようなので、興味を持って試合を見てくれています。

 

 チェルシーのキーパー(メンディ)から右のセンターバックアスピリクエタ)にパスが出る時のポジショニング、パスを受けた後のボールタッチ数、パスをつなぐ場所の選択。

 

 たー君は「見ると分かりやすい」と言ってくれました。

 

 しかし、だんだんと中盤の「コバチッチが-」「マウントがー」とかFWの「ヴェルナーがー」とか言い出します。「マルコスアロンソがー」とか言い出した時には、

 「そこは左サイドのアタッカーだろ。気を散らさないで3バックの動きをしっかり見て勉強しろ」

 と言ってしかりました。

 その後、たー君は、

 「まあ、アスピリクエタも好きだけどねー」とぶっきらぼうに言っていましたが。

 

 アスピリクエタがたー君の見本ということで、ビルドアップとペナルティエリア周辺の守備を学習して欲しいなと思います。