運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

評価が分かれるところ 練習試合2月3回目

 3月ですが、2月の練習試合の記事です。

 

 1月から2月にかけての練習試合の対戦相手は、やや力が上、同じくらい、やや力が下ぐらいのチームでした。

 今回は県内280チーム中、好成績を収める10チームが参加する県トップ10リーグ配属のチームとの練習試合でした。

 

 つまりは強豪チームです。

 とはいえ、隣の市のチームでジョカトレFCとの交流は多い街クラブです。

 

 6年生になると、U12リーグがあって、前年度の成績から上位10チームがトップ10リーグに配属。

 その下60チームをグループに分けてシード・リーグに配属。

 さらにその下を地域に分けてプレーオフリーグに配属されて春~秋にかけてリーグ戦が実施されます。

 

 トップ10リーグは、近年の全少本選のファイナリストが2チームいたり、クリエイティブ集団FCもいます。雲の上のリーグです。

 

 ジョカトレFCはシード・リーグに配属されています。

 

 トップ10リーグとシード・リーグまでに配属される県上位70チームは、秋に行う全少県予選の決勝トーナメントに無条件で出場できるので安心して育成にも取り組めます。

 ただ、リーグの昇降格があって、シード・リーグの順位が下位だと次年度はプレーオフリーグに降格するので気は抜けません。

 

 県内80番~下位は、プレーオフリーグから勝ち上がって、全少県予選の決勝トーナメントに出場となるので、勝ち続けなければいけなくて気が抜けません。

 

 トップ10リーグ配属のチームとの練習試合で、たー君が出場するBチームの相手は、相手Aチームのサブにレギュラーが3人ぐらい混ざったチームと2試合しました。

 

 結果は、0-3で負けと、0-4で負けという結果でした。

 

 対戦相手に力があるとたー君がどれだけ通用するのか、力が浮き彫りになってよいですね。

 

 一緒に観戦していたママは、

 「たー君頑張ってたね。成長している」

 と褒めていました。

 

 県トップ10内の相手チームは、正確にボールを止めてつないで、パスが右から左、左から右、ボールが横に動けば、人が縦に抜けて、サポートに下がってと動きます。

 ボールがピッチを広く動きながら、人はコンパクトにまとまって動く、攻守の切り替えが速くて、展開されるサッカーの質が違う。

 ママにも相手がただもんじゃないチームというのは分かるようです。

 

 その相手でも、ペナルティエリアに侵入させないよう粘りのディフェンスをする。

 守から攻への切り替え、たー君もボールを止めてツータッチ、ダイレクトパスでMFへつないで攻撃に絡んで前進していこうとします。

 そのプレーぶりを見て、ママは感心していました。

 

 私は、「たー君、今ひとつだな」と言いました。

 ママは「エーッ!何がだめなの?」と。

 

 たー君が体で覚えているプレーで相手を1回でも上回ることができない。

 光るものが見えない。

 良くて五分五分の対抗を見せた程度。力の差がハッキリと見えます。

 

 ボールを奪おうとして体をぶつけようにもスルスルッと逃げられて、捕まえきれない。ドリブルの進行方向を制限するので精一杯。

 攻撃にも絡むが、オーバーラップから突破して崩すまではいけない。2人に挟まれてブロックされていて、サイド攻撃の起点になった程度。

 パスをつなぐことはできたが、それが精一杯で展開力がない。

 

 対戦相手との個の力の差が大きいとしても、相手の余裕を奪う、焦らせる、一歩腰を引かせる何かが無いなと思います。

 

 「たー君は平均的。相手が強くても光る武器がないんだよな」

 「なかなか厳しい言いっぷりね」とママ。

 それは私のせいでもあります。

 

 運動神経イマイチだから、サッカーの基礎、基本を底上げしていく。サッカー選手としての平均(アベレージ)を上げていくようなサポートをしてきたからだなと思います。

 しかし、相手が強豪でも、ソツなく落ち着いてボールを止めてつないでプレーできるので、ママにはしっかりプレーできていると映っているようです。

 

 0-3、0-4という敗戦結果に、ママは「大敗だね」。

 私は「いやいや、大敗でもないよ」と。

 ママがまた、「エーッ!点取られてばっかりだよ?」と不思議そうに言います。

 

 私の中では、0-0と0-2ぐらいの試合内容。

 失点したけども、組織的にブロックを作ってゴール前は固められていたし、ボールを奪った後、回収した後は、狭いところからパス交換でビルドアップして相手陣内に侵入できていた。

 点差の原因は、県内の学年トップ100に入るだろうひとりの個の力を見せつけられた結果。

 

↓県内学年トップ100の個の力の参考記事

footballhajimel.hatenablog.com

 

 個の部分で相手の強みとジョカトレBチームの弱みにミスマッチがあって、例えばミドルシュートをうまく決められて、失点が重なっていました。完全に崩されてゴールに迫られての失点は2点かな。

 

 ジョカトレBチームが去年の夏から秋にかけて練習試合をしてボロボロにやられていた時に比べると、個もチームも力をつけていて見違えるようにまとまってきています。

 私とママで評価が分かれる練習試合でしたが、たー君はどう振り返ったのか。

 長くなったので、次回の記事で書きたいと思います。

 

↓去年の夏から秋にかけてのボロボロの時期

footballhajimel.hatenablog.com