運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

Jリーガーコーチ

 新型コロナの件もあってタイムリーにブログを書くと迷惑がかかるかなと思ったので、今まで投稿を控えていました。

 Jリーグオフの頃の話しですが、たー君が以前通っていた脳と動スクールに関わっているJリーガーコーチが来ました。

 

 このJリーガーは、今はベテランでJ1リーグタイトル、カップ戦タイトルの実績、J1ベストイレブンや日本代表選手など経験も豊富です。

 プロのピッチの中で見た感じた必要なサッカーの要素や、プロの世界で生き残っていくために積み上げた努力の経験値からジュニア期に必要なトレーニングとして脳と動スクールのトレーニングメニューにも還元されています。

 

 おかげさまで4ヵ月通ってたー君の体の動かし方、ピッチの中での頭の働き(情報収集と情報処理)が様変わりしました。

 

 今はGOSスクールに通っていますが、脳と動スクールとは同じ時間に隣のコートでやっているので、Jリーガーコーチの様子も気になって、脳と動スクールを見学しました(いつも両方のスクールの様子を見ていますが)。

 

 Jリーガーコーチが何をしていたかというと、パス出しや玉拾いをしていました。

 少しだけ練習に一緒に入って、コーチとしてというよりもスクール生のような感じで、Jリーガーの実力を派手に見せることはなく、大げさに盛り上げることもなく、ジュニアの子達のペースに合わせて同じトレーニングをしていました。

 体の基本動作や基礎練習のひとつひとつを大事にいちばん丁寧にやってみせて、そして、スクール生達とは近すぎず、遠すぎずの距離でとにかく優しく接していました。

 

 脳と動スクールが終わった後に、たまたま近くを通って行ったので、Jリーガーコーチと少しだけ話をしました。

 

 ママが、「もう辞めちゃったんですけど、たー君がこの間までお世話になっていました。今はGOSスクールなんですけど」

 と正直に話しをして、また唐突な入り方だなと思いましたが、

 

 Jリーガーコーチは、「一度スクールを選んでくれてただけでありがたいです」

と気さくに答えてくれました。

 ホームJ1クラブに所属していた時に応援していましたというような話しをして、 

 その後に、サッカーのジュニアの育成の話をしました。

 

 プロがやっているトレーニングや考え方がジュニアの育成でも正しいと思うと間違う。

 

 自分がプロ選手としてトレーニングするのと、ジュニアを育成するのは全く別物。

 

 ひとりひとり育ち方は違う。プロの監督もひとりひとりサッカーの答えが違う。これをやればだれでも上手くなる、これが絶対正解という練習メニューはないと思う。

 

 サッカーの見方、考え方を広げて伸ばす手助けができるくらい。

 

 脳と動スクールで言えば、育てることは、現場で日々アップデートしているコーチ達が導いてくれる。

 

 そんな話だったので、「おかげさまで息子は本当に伸びました」と言うと、「そういってもらえるとホッとします」と謙虚に言う様子を見て本当に正解がないんだなと思いました。

 

 その後は、たー君と末娘のじゃす子と一緒に写真を撮ってくれました。ぴょん子は照れて入りませんでした。たー君は嬉しかったと言っていましたが、ママはもっと嬉しそうでした。

 

 GOSスクールのコーチもなにやらJリーガーコーチと話をしていました。なにやらJ下部時代の先輩後輩らしいです。

 

 なかなか面白い話ができたなーと思いました。

 

 サッカーのプロとしてキャリアを積んだJリーガーコーチが言うには、プロ選手だからといって、サッカー上達の正解は分からないし、分かった気で関わると間違うだろうという話でした。

 親身なコーチのいるスクールの親身なJリーガーコーチに教わりました。