近頃は、ユーロの観戦記事が多くなっていましたが、手を骨折して足は動くけど、運動ができないたー君のサッカーに関しては書いていませんでした。
復帰に向けての練習はやっています。
ランニングしておかないと復帰後の猛暑に倒れてしまうと思って、毎週、3キロコース、5キロコースを3日ないし4日は走って、週10キロ以上走るようにしています。
ランニングのことを、たー君の友人たちは「ラン」と言っていて、テニスをやっている子は2時間のテニスの練習後にランを5キロだとか、ジョカトレFCの子で長距離が得意な子がいて、練習があった日の夕方にたー君と公園で自主練習をしていたら、その子が走っていたので、何キロ走ったのか聞いてみると、
「6キロ走りました」
「毎週、土、日は練習以外で合わせて10キロ走ります」
と言っていたので、「国見みたいだなー」と言ったら、意味が通じませんでした。
たー君も1ヵ月ランを続けたので、合計40キロ以上走りました。
最初はへこたれていましたが、よく走れるようになりました。走りのフォームが随分柔らかくなったなと思います。復帰後に良い影響が出たらいいなと思います。
ボールを蹴る方の練習は、家の中でテニスボールを使ってやっています。
壁に家具とか何も置いていないがらんとした部屋があって、その部屋の壁に向かってテニスボールを蹴って壁打ちをやっています。
この壁打ちを「ドルトムント」と名付けています。
部屋の壁3面を使って、正面の壁に蹴る→跳ね返ってきたテニスボールを右にトラップする右の壁に蹴る→跳ね返ってきたボールをターンしながらトラップする左側の壁に蹴るというのをやっています。
インサイドトラップ、アウトのトラップ、トラップの向きにフェイントを入れたトラップを織り交ぜて2タッチでトラップとパスの方向づけをする練習です。
ドルトムントが室内練習場で、専用マシーン使ってやっていた練習に似せてみました。
たー君に「ドルトムントはもうやったよ」なんて不意に言われると、
私は、「まだブンデスは始まってないだろ。まだオフだろ。ユーロやってるだろ」
なんて会話の返しで、たー君の視線が冷たくなる時があります。
どうにか安静期間中も運動を続けることができました。
骨折箇所の固定金具もとれて、今週末からチームに合流です。復帰はまだ先です。