ジュニアの頃に足が遅いたー君が少しでも足が速くなって欲しくて心がけていたこと。
それは、
足を減らさない
です。
簡単に言えば、走り系トレーニングをしない。
シャトルランやるとか、坂道ダッシュをやるとか、走力をつけるためのトレーニングは、足への負担になるし、足が伸びるための成長を阻害すると思ったので一切しませんでした。
ジュニアの頃は、平日にチームの練習が2日、スクールが1日。土、日にチームの活動をしていたので、それ以上負荷をかけるよりも、休息をとる。疲労を抜いて体の成長につなげたいと心がけていました。
サッカーを週5日やっていても、足が遅かったわけですけど、追加して走りのトレーニングやっても疲労が溜まるだけで、走力アップの効果はないなと思っていました。
走力アップのために、特別何かやっていたことは、股関節のストレッチと、股関節の可動アップの体操ぐらいです。
足を鍛えれば能力が上がるではなくて、足を使えば足は消耗するもの。
ゴールデンエイジというワードに煽られて、今だけしかないとしゃかりきに詰め込むことに釣られないようにしていました。
二度と来ない成長期に向けて余力を残して蓄えることの方がよっぽど大事だと考えていました。
先は長いし、サッカーだけではないし、健やかな体づくりのために、足に余力を残すことを考えて、それを体の成長に向けていく。
周りを見ると、我が子より走れる子が、あの子はジョギングしている。あの子はレーシングトレーニングをやっている。あの子は試合の後、今からスクールだ。
そんな話が耳に入ってきませんか。
できる子は倍やっている。その倍やらないといけないと錯覚しませんか。
その中、何もさせない、動かない、我慢することが、我が子の発育と成長期マジックの出現にはベストだと私は思っています。
中学1年の夏休みですが、サッカーも陸上部もない完全オフの日にたー君がダラダラしてても何も思いません。
最低あと10cm身長を伸ばして175cm にはなって欲しいので、ダラダラできる時にクーラーにあたってダラダラして意図的に運動不足にすることが必要です。
ママは、「走って汗かいてこーい!」と尻をたたいてますけど。
そんなたー君の足のサイズは13歳で27cm 。ママが「30cmとかならないよね」「物差しの長さの足よ」と不安そうです。
運良く突然変異的に走力もついたので、今思うとやっぱり無理して足を減らさなくて良かったなと思います。