運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

高速コーンドリブルの練習

 自主練習はこれまで、ボールタッチに始まって、コーンドリブル、サイドキックのパスとトラップなんかをバリエーションを増やしながらやってきました。

 足の裏、インサイド、アウトサイドでボールを扱う感覚を身につけることを目的にやってきましたが、結構こなれてきました。

 

 まったくボールが扱えない時から3ヵ月、コツコツ、1日10分くらいでもボールを触る時間を作るとできるようになるんだと実感しています。リフティングも全然できませんが、インステップで蹴り上がったボールの跳ねている感じが、リフティングのそれらしくなってきました。

 

 サッカーって日常使う手ではなくて、足を使うので扱いが上手くなるためには練習、練習、訓練、訓練あるのみですね。運動神経がイマイチでも時間をかけて訓練すれば足でボールを扱うことに慣れていきます。

 

 ただ、練習するにしても、何か目標がないと親としても、子供に自主錬をやらせる意義が分からなくなるのではないでしょうか。

 今、たー君に課している自主練習は、コーンとコーンの間を極端に狭くしたコーンドリブルです。ねずみのようにすばしっこくコーンの間をドリブルでかわしていくので、高速コーンドリブルと言ってやらせています。

 

 最初はコーンとコーンの間に入っていくボールコントロールもうまくできないし、「狭っ!狭っまー!」と言いながら、前に進もうものならコーンを蹴散らして進んでいくので、キャプテン翼日向小次郎の強引なドリブルのようでした。

 1週間くらいすると、慣れてきてインサイドタップとアウトサイドを上手く使いながら、ゆっくりだったり、すばしっこくだったりリズムは悪いながらできるようになりました。

 

 高速コーンドリブルをやらせているのは理由があります。

 近々、保育園の同級生の子たちが集まって遊ぶ機会があります。同窓会みたいなものです。定期的に集まりをしているので、過去何回の様子から推測すると、子供達だけで「サッカーするぞー!」という流れにもなることでしょう。

 その中に、運動神経最上級の子が二人くらいいるんですが、その子たち相手にどれだけサッカーで通用するか。

 たー君にとっては、保育園の時は憧れの存在みたいな運動神経最上級君を、運動神経中の下級だとしても訓練してきたサッカーで上回れば、自分に対しての自信が芽生えるんじゃないかと勝手に考えているからです。

 

 運動神経最上級君はサッカーしてなくても上手くみえる子です。サッカーの技術ではなくて、持ち前の運動神経でそのように見えてしまいます。周りの子が動きについていけないんです。

 たー君はスクール始めた1月から足でボールを扱うための訓練をしてきました。自信をつけるには良い機会だと思うので、高速コーンドリブルもコツコツ取り組んでもらえればなあと思っています。