運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

試合を変える選手

 U15の県2部リーグは8月いっぱいで終了しました。

 残り2節のところの試合をたー君は、塾の合宿で休みました。ジュニアユース生活も残り少なくなってくると1試合1試合が大事だと身にしみます。

 県リーグ最終戦を見にいくと決めましたが、前節休んだし、出れないかもねなんてママと話をしました。それでもママはすっかりたー君のチームメイトのファンになって、「みんなかわいいから見に行く」ということでした。

 最終戦を見に行くと、たー君はベンチに座っています。ベンチでリラックスして居心地良さそうな顔をしてるなーと思いました。

 試合の方は勝ち点3を取りたい相手。

 押し込んでますが、中盤のセカンドボールの回収でバタバタして、決して優位という感じではありませんでした。15分過ぎぐらいまでそんな様子。

 その時、ママが「たー君がアップ始めた」というので、その動きを見ていました。

 関節伸ばす体操しながら、ジョグをしてベンチの近くをグルグルまわっています。「雰囲気あるな」と思いました。動きからリラックスしてるし、自信があるのがよく分かります。試合を変えそうな雰囲気があります。

 

 そして、後半からたー君と、ウイングバックでトラップが上手いダイナモの選手が入りました。二人ともジュニアの時はBチーム。ダイナモの選手は小さいけど運動量とアジリティが高くてトラップも上手いからジュニアの時から期待していました。

 たー君はセンターバックに入りました。

 たー君のファーストプレーは、サイドで詰まったとこから味方からパスを受けてゴール前にフィードしました。そこが見えてるなら落ち着いてる。

 落ち着いたプレーと、守備面では1対1の強さを見せています。

 たー君のチームがだんだんと攻勢を強めていくと、相手ゴール前から中途半端に返されたルーズボールが相手FWとたー君から見える場所に転がりました。相手FWが反応しかける半歩後からたー君がダッシュルーズボールを回収して、相手FWをボディフェイントで逆をとって、下がってきた味方に落ち着いてパス。

 そこから逆サイドに展開して、揺さぶった相手ゴール前にクロスが入って、同じく後半から入った小柄なダイナモ君が体ごと押し込んで先制点。

 ダイナモ君の周りにみんなが集まってセレブレーション。

  

 その後もたー君はセカンドボールを回収しまくり、相手FWに入るパスをインターセプト。チームのボール奪取率がググッと上がって、主導権を握ります。たー君が入って試合を変えたなと思いました。ジュニアから所属し続けたチームで、チームを助けられるような存在感を見せてくれて嬉しかったです。たー君だけじゃなくて小柄なダイナモ君も豊富な運動量で攻撃でタメを作って、得点して攻撃面で効果的なプレーをしました。

 

 ジュニアユース3年間通じても県リーグの最終戦

 チームの成長した姿が見れてママも良かったと感慨深くなりました。