運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

未就学児の育成と影響について書いてみたい。の1

運動神経イマイチなたー君の始まったばかりのサッカーライフを書いていますが、子育てのことも書いてきました。
それぞれ読んでいただけている方々がいるようでとても嬉しいです。

そこでたー君の未就学児の時の育成というか教育というかを書きます。サッカー関係ありません。

たー君はいわゆる○○式教育のエッセンスを取り入れた園に通いました。

読み書き、運動、音楽とか絵画など創作を柱とした園活動が、年少、年中、年長を通して行われます。
こどもの才能、可能性を引き出すために少し難しいことに挑戦をする、それができる子を他の子は真似をする。競争が生まれるけど、「できた!」の成功体験が連鎖していくという仕組みです。

読み書き計算は身につくし、年長の時の発表会では体操は逆立ちして歩いたり、音楽もミニ楽団、ミニバンドをしたりと、子供の可能性の大きさとそれを実現するための努力が垣間見えて心が震えます。

自宅の近くの園がたまたまこの活動方針でした。送り迎えの負担が少ないというのが入園の大きな理由で、○○式教育とその取組内容は入園した後に知ったくらいです。

先生達は一所懸命に子供たちに活動に取り組ませていました。内容の濃い活動と友達との遊びでエネルギーを使って帰ってきます。かなり揉まれているなというのが分かります。

この教育を受けてみて、たー君にはかなり良い影響があったと思っています。小学校6年間に向けての素地がしっかりとできました。この辺りは園の努力に感謝です。
〇〇式教育は、未就学児の能力形成だったり、努力することの成功体験の積み重ねが精神面の成長に効果があると卒園させた保護者の一人として感じています。

たー君は読み書き計算は普通。体操は頑張りましょうグループ、創作はよく取り組みますという感じでした。

この中でも体操は運動神経の良し悪しがよく分かります。優劣がはっきりでますが、年長の時の最後の発表会では全員がいろんな種目をできるようになります。
運動神経下級のたー君が中の下ぐらいまで引き伸ばしてもらえたと思っています。

園の活動を通して年少、年中、年長と成長してくれたのですが、その様子を書いていきます。


年少:
年少から本格的に体操の練習が始まります。
年少の秋頃に自宅でママがいない時にたー君が、突然、
「僕は負けるんだ。弱いんだ。」と私に暗い顔で言ってきました。運動神経下級なんで練習ついていけてないんだなと分かりました。

男の子なんで、「勝つように努力しろ!」と尻を叩きたいところですが、私は、
「勝てなくていいよ。強くなくていいよ。」と言いました。そうすると、たー君が「エッ?!」というような顔をしました。そして、「うん。」とホッとした顔をしていました。
私の一言にたー君が何を感じたのかは分かりません。

たー君は劣等感を感じていて、参観を見に行くママは、あの子はできて、どうしてうちの子はできないのかと心配をしていました。
ママ、パパ共に県レベルとはいえ小中高体連のスポーツ競技でそこそこ実績を残しているのにと疑問も持っていました。

私は、たー君の運動面は大きな期待はしていなかったので、たー君の能力の範囲で努力すればいいなと、そこはおおらかな気持ちで見守ろうと思っていて、尻をたたくような気にもなりませんでした。

体操ではなくて、生き物観察とか、恐竜に強く興味を持っていて本を集中して黙って見続けていたりしたので、好きなことの部分を伸ばして自分らしさを形成してくれればいいなと思っていましたが、年中になると少し様子が変わります。

年中、年長編は続きとして、次回書きます。