運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

目標の話もここまで

「目標」をキーワードにして、4回に分けて書いてきました。

 結構重い記事が続くなぁ、と思いながら書いていたので、結構疲れました。

 

 まず、スイミングですが、今月いっぱいで、さっぱりとスイミングを辞めることにしました。

 タイムトライアルの突破は目の前でしたが、たー君は全く未練がないようです。私とママは残念だというのが本音です。

 

 たー君のタイムトライアルへの向き合い方でがっかりし、ぴょん子に「意欲」と「努力の成果」を見せつけられて、私の「好きと表現できたらどんどんやらせる」という子育てのモットーがねじふせられて、ここ3週間でたー君、ぴょん子、じゃす子の3兄妹への関り方について自問自答することがかなり多かったです。

 

 たー君とぴょん子の小さい頃を比べると、たー君は話し始める頃には、電車や恐竜が好きで名称や性質を親の知らないうちに覚えていきました。

 逆にぴょん子は何が好きなのか全く分からない。私とママの間では「飽き性」という残念な烙印が押されました。

 たー君は好きになれば没頭する。ぴょん子は飽き性だから「欲しい」と言った本も買わない、おもちゃも買わない、「やりたい」と言った習い事も、「どうせすぐ飽きるだろう。信用ならん」と様子見で終わっていました。

 

 しかし、6歳の時のたー君と、ぴょん子を比べると自主性、自発性はぴょん子が遥かに高いです。明日から小学校へ行っても、登校前の準備も、帰宅してからの明日の準備も難なくやれるでしょう。

 

 今、思うと、た―君は、親が信じたものや、「好きだと思われること」を押しつけられて「親に課されたことなのでやります」と素直に聞いて育っていた。それで得たものもかなりあるけども、10歳になった今は、「親に求められたラインで自分ができるレベルはここまで。そこまではやる」とさじ加減みたいなものを覚えてしまったように見受けます。

 

 そこを自発的に突き抜けて欲しい。

 

 そんなたー君にスイミングは辞めたけども、サッカーをやらせている意味は何だろうと考えた時に、嫌になるくらいサッカー漬けだった高校の時の監督が言っていた「人間性を育てるんだ」というのを思い出しました。

 

 人間性って言葉は抽象的ですが、サッカーを通して自主性、自発性がたー君の中で芽生えて、育てるという考えに整理がつきました。

 

 そうでないと、この先、自分自身で問題解決しないといけない時に自信をもった行動ができないと思います。

 

 サッカーの技術、理論ばかり伝えてきてしまったことに反省しています。