平昌五輪は競技会場の条件がハードそうですが、日本選手が躍動しています。10代から40代の葛西選手までと幅広い世代が勝負する姿に釘づけになっています。
休みの日に男子スノーボードのスロープスタイルをしていて、みんなで見ているとたー君とぴょんこが「オオー!!」と歓声をあげます。保育園で体操をしているので、グルグル回るやつは見応えがあるみたいです。
日本選手のメダルのニュースにも大喜びで家の中がにぎやかです。
前回、たー君が4歳の時に初スキー行ったことを書きました。
私みたいな素人が子供のスキーデビューをする場合に、気がついた点を書きたいと思います。
〇スキーから始めるのか、スノーボードから始めるのか
これはパパママの経験次第でベストマッチを見つけるのがいいと思います。
スキーだけ経験有のパパママは100%スキーでデビューさせるんではないでしょうか。ゲレンデで周りを観察してるとそう思います。
スノボだけ経験有の場合は、スノボになるんだと思います。
私はスキーとスノボ経験有なので、スキーのボーゲンくらいまでは手ほどきできると思いました。スノボはさせたいとは思いませんでしたね。
〇ゲレンデデビューにスノボをさせなかった理由
スノボは滑れるようになるまでに時間がかかります。
両足を板に固定して斜面に立つってことが、デビューの人にはとても難しいです。
横向きだしスケーティングも疲れるし難しいです。
まずは木の葉滑りからですが、意外にエッジコントロールが難しいです。
なによりも、スノボデビューの小さい子供にエッジの意味は分かりません。エッジを理解してもらえないと教えようがないのです。
あと、転ぶとお尻を強く打ちます。頭も打ちます。超痛いです。逆エッジは最強に怖いです。プロテクターとヘルメットは必須ですね。
痛いと子供はすぐ泣くし、やめます。「やる気あんのかー。」っていう大人の声が聞こえてくるパターンですね。
〇子供スキー、親スノーボードでキッズハーネス引っ張るのは慣れが必要。
スノーボードの木の葉滑りではキーズハーネスを引っ張りながら滑れません。レールスライドする感覚でエッジを薄くバックサイドで滑っていく感じです。太ももが超疲れます。逆エッジも怖いです。
子供の滑りがフラフラして、ずっとバックサイドというわけではないのでレギュラーとフェイキーで滑るような状況にもなります。
慣れてくるとレギュラーの直滑降とフェイキーの直滑降をバックサイドでつなぐように滑ると子供もスムーズに滑っていきます。
〇スキーデビューでスクールの効果はどうか
たー君は5歳の時にスキーデビュークラスのスクールを受けました。2時間の指導でした。自分でブーツを板のビンディングにはめる。板とブーツを外す。スケーティングをするなどが身についたのは良かったです。
これで、私がブーツをビンディングに押し込んであげたり、外してあげたりがなくなったので助かりました。
滑りの方は超緩斜面でボーゲンと止まる練習をしていました。できるようになったのですが、少し斜度が上がると止まれません。エッジを効かして止まることまでは身につきませんでした。
翌年6歳の時、1年ぶりのスキーなので、再度スクールを受けたのですが、年に2回程度しかスキーをしないのでまたデビュークラスでした。上達することもなかったのと、本人もつまらなかったそうです。
たー君も「つまらないから、もうスクールは嫌だ。」とトラウマになっています。
私もデビュークラスのレッスンを2回受けても意味ないなと思いました。
〇スキーデビューからボーゲンまでスムーズにいく道のり
今、小2のたー君はボーゲンで初心者コースを滑れるようになりました。4歳の時にスキー板を初めて履いて、小1の時になんとかひとりで滑れるようになりました。やっと滑れるようになったかという気持ちです。
5歳、6歳の時には無理してリフト乗せて、キッズハーネスで引っ張って滑らせても一向にひとりで滑られる気配がありませんでした。
滑る止まるができない、困ったなと感じていた時、ぴょんこがスノーエスカレータに乗ってソリ遊びをしている場所でソリ遊び専用コースとスキー練習コースが分かれていたのを見て、ここでボーゲン練習させれば良かったと気づきました。
そう、私がさせていたことは完全に間違っていました。
スノーエスカレーターを使ってデビューゲレンデでボーゲンの滑り込みをさせたら、すぐに滑る止まるができるようになりました。
滑る止まるができるので、リフトも当たり前のように降りられるようになったし、初級者コースもひとりでボーゲンで滑っていくようになりました。
私が考える子供がスキーデビューからひとりで滑れるようになるEasyな練習は、
①スキー板の着け方、外し方を教える
②片足だけスキー板をつけて歩く練習
③両足板を着けて歩く練習
④スノーエスカレーターに乗ってキッズハーネスで引っ張りながらデビューゲレンデ
でボーゲンで滑る
⑤④を楽しそうにしていたらトライスキーという強制的にボーゲンを作る補助具をつ
けてひとりでボーゲンで滑る
⑥ひたすら⑤の滑り込み。
⑦ボーゲンでスピードコントロールと止まれるようになったらリフトデビューする。
⑧トライスキーつけて初級者コースでボーゲンを滑る。
①②③をすっとばして、すぐ滑らせるってよくあると思うんですけど、スキー板をつけて歩くっていう非日常のことに慣れさせるのはけっこう大事だと思います。
スノーエスカレーターとスキー練習用のデビューゲレンデがあれば、スキースクール受けても受けなくても1日か2日で④か⑤までできると思います。ぴょんこのスキーデビューの時はこの順序を考えています。
きっと、たー君の真似をするので、スクールのデビュークラスレッスンは必要ない気がします。
〇さいごに
子供のスキーデビューにはスノーエスカレーターのあるスキー場を選ぶのが、教えるのに効率的だと思います。無理してリフト乗ると降りる時に、親も子供も大変な思いします。
年に1、2回しかスキーに行けないとなると親も子供も、いかに簡単で楽にスピーディーに滑る回数を確保できるかが大事だと思います。
子供はソリ遊びしたり、雪だるま作りたいですからね。それで満足した後、帰り際にまた滑りたいとか言い出すんですよね。
滑るのも雪遊びも両方楽しむとなるとほんとに時間ないです。
パパ、ママともにスキー・スノボー経験なしで子供がスキーデビューの場合には、親子でスクール受けて家族デビューも可能だと思います。
スクール受けた後はスノーエスカレーターのあるデビューゲレンデで親子で練習すれば楽しい家族スキーもできるんじゃないでしょうか。子供もパパママいれば心強いと思います。
子供と一緒に滑れるってのは楽しいです。