1月になり我が家が毎年遊びに行くスキー場にもたっぷり雪が積もっています。
なので、早速スキー場に行ってきました。
今回はぴょんこの本格的なスキーデビューを通して、子供を伸ばすには、大人が圧力をかけないこと、子供のやる気に合わせて接することが分かったという記事です。
今年の冬はぴょん子をスキーデビューさせるという計画をママと立てました。
なので、1月3日までのネット通販の初売り期間でお得にスキーセットを買いそろえました。
・スキー3点セット(スキー板、ビンディング、スキーブーツ)
・スキーバッグ
・じゃす子のスキーグローブ
それぞれ新品のそこそこ程度の良いものです。初売りで割引になっていました。
予算2万円のところ、2万2000円ぐらいになりましたが、ポイント還元とか考えると実質1万9000円ぐらいになります。
ママにも合格をいただけました。
話はいきなり飛んで、購入したぴょんこ用のスキーセットでピョン子のスキーデビューについて書きます。記事長めです。
ぴょん子は運動神経上級です。スキー板を履いてまず歩く練習ですが、たー君と並んで普通に歩いています。横に移動する時には、何も教えてないのにカニ歩きをしています。
去年パンダスキー履いてスキー板で歩くにはどうしたらいいか脳が覚えてしまったのかもしれません。
これはハの字滑りの習得もすぐだなと期待も膨らんで、ハの字滑り(ボーゲン)の練習です。
私はじゃす子を抱っこしながら教えるので結構重労働です。
スキー板の先で三角形を作ること、足を広げてスキー板をハの字にすることを伝えましたが、スムーズにスキー板をハの字にできません。形は作れてもぎこちないです。
どうやらスキー板を横に滑らせて足を広げるコツが分からないようです。
とりあえずボーゲンヘルパー付けて一本滑らせましたが、ハの字が作れず直滑降気味にスピードが出て転びました。
助けに行くと、
「あたち、今日はスキーしない。雪遊びする。」
ぴょん子がへこみました。
「スキーはもう終わりにする。」
おいおい待てよ。スキーやるために新品で揃えたんだぞ。ふざけたこと言うなよ。じゃす子も面倒みていて余裕もないので、イライラしてきます。
「オイ!何しに来たと思ってんだよ。スキーやりに来たんだろ。雪遊びなんかしないんだ。スキー以外にやることないんだよ!!」
喉から出かかっていました。
やる気の問題。
集中して目標を意識して取り組めばできるに決まっている。
そう思い込む大人PDCA、大人理論。
だから圧力で無理やり練習をやらせる。
できない我が子にイライラ症状です。
この後、子供がやる気を失った姿を見ると症状が悪化して、「やる気がないならやめちまえ。ひとりで歩いて帰って来い!!」となりますね。
しかし!!
たー君が少年サッカー始めてからの1年間で子供の接し方の良い例ダメな例勉強してきました。
私がぴょん子に言った言葉は、
「雪遊びもいいね。じゃあ、スキーをあと3回だけやろう。その後に雪遊びしよう。」
ぴょん子は、「じゃあ、あと3回だけする。」
頑張れそうな跳び越えられそうな小さな目標を立ててみました。
3回というか、あと2回やってダメなら今日はスキー止めておこうと思いました。
そして、2回目。
今度は立った状態でハの字の作り方を時間かけて練習しました。1回目よりもハの字の作り方がスムーズになってきました。
「素晴らしい!!」「カッコイイ!!」
もう褒めまくるしかありません。
そして、もう一度滑るとハの字でズリズリ滑っていきます。スピードが速くなったりしましたが、ハの字で下まで滑りおりることができました。
抱っこしていたじゃす子を下ろして、私は両手で大きな丸を作って、
「ひゃくてーん!!」
下ろされたじゃす子が私の足下で大泣きしています。
ぴょん子のそばまで行くと、
「スキーって楽しいー⤴。」
「今日はスキーだけするよ。雪遊びなんかしないんだ。」
運動神経上級でもへこむ時はへこみます。やる気出せと無理やり立たせるんでなくて、その子の気持ちに寄り添ってみたら小さいやる気で大きく跳ねてくれました。
5回練習した頃に、ママと一緒にスキーを滑っていたたー君も合流して練習しました。兄妹で練習すると遊ぶように楽しく練習するのでどんどん滑りますね。
結局ぴょん子はデビューゲレンデで11回滑りました。
ぴょん子がスキーを楽しいと思えたことで今回は成功です。1日で3日分ぐらいの成果はあったと思います。
それよりなにより私の子供の接し方の成長に自己満足したのと、声のかけ方ひとつで子供のやる気と行動も結果も大きく変わるんだなと痛感しました。
子供とスキーってストレスとの闘いでもあるという記事↓
footballhajimel.hatenablog.com
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