運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

特待生の声がかかった子

クラブユースはグルーブリーグは突破したものの負けて、春のリーグも終わりました。たー君はいつの間にかスタメンに返り咲いて元気よくピッチを走っています。

 ブログで何回も書いているようにU15チームの3バックは小6の時のBチーム3人組です。

 君たち3人が頑張って失点しなければ負けないよとジュニアの時から応援してきました。

 たー君がスタメンに戻れて、その3人組がスタメンでピッチで並んでいると感慨深くなります。

 

 Bチーム3人組のうちのひとりがジュニアユースになってから急成長を果たして、なんとこの春にインハイや冬の選手権によく出場する高校から特待生の声がかかったそうです。

 

 この子は、ジュニアの頃から背が高かったノッポ君ですが、ジュニアの頃はボディバランスが悪かったり、走っても長い足がもつれるような感じでノロく見えて、小さくてアジリティのある子の餌食になっていたのを覚えています。

 

 それがジュニアユースになって、中1の夏を過ぎた頃からボディバランスがよくなって、走ってもぶれないし、ショートカウンターでセンターサークル辺りの位置から、ドリブルをすると抜いていくではなくて、置き去りにするようにドリブルであっという間に相手ゴール前まで持っていくプレーをみせるようになりました。

 

 中2になるとさらに背が高くなって、スピードがついただけでなくて、長い足で相手ボールを刈り取っていく姿を見て、一緒に観戦していたママにおもわず、

 「ノッポ君は激変した。守備一級品だよ。」

と話しもしました。

 

 先日も圧巻だったのが、1対2の数的不利な場面で1人目に寄せてキープからパスでかわされたあとに、もう一人を追いかけて追いついて足を絡めてボールを奪いきった時にはパトリック・ビエラだと思いました。

 

 中学生になってから体格と運動能力が高いところでマッチしたとは思いますが、なにより気持ちが強くなったなと思います。

 失点すると膝を叩いたり、ピッチをたたいて悔しがる姿を見せます。ジュニアの頃は大人しかったのですが。

 あとは、余りに劣勢の時は、自分のマークを捨てて遠くから走ってスライディングでボールを奪いきったり闘志が伝わってきます。

 

 周りのチームをみるとノッポ君よりもポジショニングがよくて、ビルドアップが上手くて、コーチングもよく聞こえる安定感のあるセンターバックはゴロゴロいます。

 

ノッポ君は荒削りですが、迫力があります。目をみはる運動能力があって、そこに闘志も見える。

 DFは迫力だよなと思いますし、サッカー選手は迫力だよなと思います。

 メッシなんか迫力の固まりですし。

 迫力のある選手は目にとまるだろうな。