運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

できない我が子にイライラすることについて

 我が子ができない時ってイライラすることがあります。

 ママは子供たちがおもちゃや書いた絵なんかを散らかしっぱなしにしているととっても憤慨しています。

 私は子供が時間の使い方がルーズだとイライラしますね。テレビ見る前に宿題を先にやっておくとか、学校の準備する前にベイブレードやっているとか。やることを手早くしてほしいと思います。そんな私は、自分の好きなことを先にして、義務的なことは後回しにしていますが・・・

 

 もう春で今さらスキーの話もなんですが、親子でスキーって結構イライラします。親は滑れる、子供は滑れない。滑れないから泣く、その場から動かなくなるってことがあって、コース上のあちこちから、親が子に対して、「やる気ないのか!」「泣くな!」というスパルタな声が聞こえてきます。

 親は滑りたい気持ち我慢しているから、ストレスたまるんですよね。あと、子供が転んだ後に起こすのがなかなか大変だったりするので、「もたもたするな!」、「なんで起き上がれないんだ!」っていう声も結構聞こえてきて、子供も落ち込んでるのか、すねているのかでなかなか起き上がらないので、さらにヒートアップしていくという場面も見られます。

 親子スキーで優雅に滑る姿ってのは、なかなか道のりが遠いというのが現実かなと思います。

 私もたー君が5、6歳の頃、なかなか滑れるようにならなくて同じようなことを言ったことがあります。落ち込み気味の表情をしている我が子にストレス溜まってついついきついことをボソッと言うことがありました。

 たー君は運動がすぐできるわけじゃないことは理解していたので、運動については大らかにしていたのですが、スキーの時だけはイラっとすることがありました。

 その後、教え方を変えたりして、たー君も順調に上手くなって今となっては、スイスイ滑れるようになったので、一緒に滑っていてとっても楽しいのですが。

 そして、いよいよ、ぴょんこが、

 「あたちもスキーやりたい。」

 と言うので、今年の冬にスキーを始めることになりました。

 

 スキーデビューからの練習は前記事にもした通り進めていきます。 

footballhajimel.hatenablog.com

 

  ぴょんこは運動神経上級です。かといってスキーがすぐできたかというと、まったく何もできませんでした。スキー板履いて普通に歩こうとするので、板の先が雪にささって転びまくりです。そして、スノーエスカレーター乗って初滑りをすると、すぐ転んでお尻を打ちました。 

 結構、すぐへこむタイプなので、「もうしない。」と言うかと思ったら、ヘラヘラ笑っていました。それからも滑っては転びを繰り返しても、お尻を打ち、背中を打ち、頭を打ってもヘラヘラ笑っていました。

 新しいスポーツに挑戦している自分、失敗している自分に楽しんでいるように見えるんですよね。

 子供ができなくても楽しそうだとイライラしないんです。

 ぴょんこも転んでも運動自体は好きなので、

 「もう1回する。」「まだやる。」と、

 落ち込むどころかやる気がでてくるという感じでした。

 

 結局、たー君とぴょんこじゃあ脳のつくりが違うんだな。運動への向き合い方が違うんだなと。誰でも得意、不得意があるけども、「好きこそものの上手なれ。」ってのが先なんだなと思いました。

 

 運動できる子ってのは、何も言わなくても自分から運動能力高めるためのことするし、勉強が好きな子は、何も言わなくてもどんどん勉強進めてくんだなと。

 

 ゴールデンエイジっていう言葉をうのみにして親目線で今しかないってやらせるよりも、子供の長所を見極めて、そこに強い負荷をかけて「好きこそものの上手なれ」で自然に伸ばすっていうことができたらいいなと思う新学期の今日この頃です。