運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

パスの意図と意識と無意識の自主練

 動きがマシになってくるとパスの自主練も変わってきます。

 

 対面パスのパス交換で止める蹴るの練習も短時間で終わらせて、違った方法でトラップ、パスの練習をしています。

 

 まず、マーカーをひし形に置いたり、六角形に置いて、真ん中にも置いて、鳥かごに似た状況でトラップとパスを2タッチかダイレクトでやっています。

 これはワンタッチコントロールとか、パスをマーカーに当てないとかよりも、パスした後に次のスペースに動くということを大事にしています。

 

 「パスした後、動く!」

 「パスのあと体と頭を休めない。」

 「パスもらうスペース見つけて、パスどこに出すかまでイメージして!」

 「パス出す場所は簡単。右か左か」

 こんな感じです。

 

 その延長で、2対2、3人目の動きを想定したパス交換です。

 私とたー君の2人で練習してるので、3人目を想定するのは無理があるのですが、マーカーをスペースやポジショニングの目印として使って試行錯誤しながらやっています。

 

 2人で崩す、3人で崩す時の選択肢はそれぞれ4つくらいあるので、それを説明して、まず頭で覚えてもらって、次に、パス、くさびのパスした後にフォローのポジショニング、くさび落としてもらってスルーパスだったり、壁パス、オーバーラップだったり、ワンツーしてフォローしてスルーパスだったりっていうのを、2タッチとダイレクトをアドリブでやって体でも覚えるようにパス交換します。

 

 足元の技術向上というよりも、パスやワンプレー、次のプレーに意図を持った脳の動き、体の動きを覚えこますのが狙いです。

 よく遠い足でトラップするとか言いますが、やっているうちに自然と次のプレーにつながりやすい場所にトラップするようになっています。

 言わなくてもやりにくかったら、やりやすいように変えていきますよね。

 

 脳と体を動かすことを意識させながらやっていますが、薄皮一枚重ねながら意識を無意識に自分の意図を持てるようにチーム練習、試合につなげていくきっかけになればいいなと思っています。

 そして、たー君なりのサッカーの解釈で意図のあるプレーができるようになれば、さらにサッカーの難しさと面白さを感じられるのかなと思います。