運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

とある日のスクールの一部始終

 先日、スクールの練習を開始から終了まで見ることができました。

 体験の付き添い以来です。

 今回はある日のGOSスクールでのトレーニングの一部始終です。

 スクールはフットサルコートを使用。

 1月のテーマはグループの攻守(2対2)です。

 

メニュー

①対面パスでコントロールオリエンタード・キャンセルの一連の動きの確認

②対面パス(体の向きのフェイントからパス要求、コントロールオリエンタード・キャンセルしてパスを返す)

 ※コントロールオリエンタード・キャンセルというのは、私がトレーニング見ていて勝手に名付けました。

 コントロールオリエンタードは次のプレーにつながる方向づけのトラップということですが、その方向づけした後に、その方向へのプレーは不利と判断して、ターンして異なる方向にプレーの方向づけをし直す一連のプレーです。

 ③コントロールオリエンタード・キャンセルの動きを入れて、ハーフコートを2人1組(8組程度)で、他の組の移動に視野を配りながらスペース間移動してパス交換

④ハーフコートでドリブルしながらランダムにフリーランしている人にパスと、パスした後はスペースを空けるフリーランをしながらパスを受ける。(パスの出し手、受け手の要求)

⑤4人1組で3対1のパス回し。ハーフコートの1/6のスペース。

 パス2方向とトライアングルの意識。コントロールオリエンタード・キャンセルやパスフェイント入れて、2タッチ以内。ワンタッチコントロールの前後で体の動き、目線でフェイント。

 やっていること難しい。どの組でもミスが出てパスのつながる回数少ないけれど、どんどん続ける。狭いスペース、間合いの近い中での細かくて速い動きの慣れ。

⑥1対1 OFとDFの間合い近め。中盤、狭いスペースをイメージ。瞬発系でたー君苦手。

⑦2対2(レシーバー2人入れて4対2)。ハーフコートの1/2のスペース。

 縦と横の関係性を切り替えながらポゼッション。レシーバー使いながら3対2の数的優位作る。トライアングル、ポゼッションのための3人目の動き、ダイレクトプレー、オフの動き。

ミニゲーム(5対5)

 

 メニュー①と②で当日のレッスンの導入です。ボールを受ける前後のオフの動きと基本技術、いわゆるワンタッチコントロールの確認で、毎回その日のメニューに合わせたワンタッチコントロールを導入で意識づけです。

 ③以降でレッスンを複数人でのプレーに発展させていって、⑦で当日の目標にあたるプレーの理解度を深めます。

 ⑧もシチュエーションによってはストップと説明が入ります。

 

 1回あたりのレッスンで導入から目標のプレーの理解までストーリーのあるメニューで構成されます。

 

 改めて書き出すとメニュー多いなと思いましたが、テンポが速いのでひとりあたりのボールを触る回数、プレー関与の回数は多いです。

 止める蹴るという技術がベースにあって、ボールを奪われない、失わない技術もあるとさらにテーマの理解度がプレーに実践できるのでしょう。

 

 ちなみに、毎月、第1週のスクールが当月テーマの導入。2週目(個)、3週目(グループ)、4週目(チーム実践)という1ヵ月のスケジュールもストーリー構成です。

 

 そういうこともあってGOSスクールに加入して1回目のスクールから、帰宅後にその日の間にたー君にはサッカーノートをつけてもらっています。

 そのノートには、メニュー、コーチの説明を覚えている範囲で最大限書いて記録してもらっています。

 回数を重ねるごとに頭の中も整理されているのか、スクールのやり方に慣れてきたなと思います。どんどん慣れていけば1回毎の理解度も高まっていくと思います。

 

 今回、スクールとたー君の様子の一部始終を見れました。

 スクールの中でのプレーのスピード、判断のスピード、体を動かすスピードが、やっぱり中の下程度。

 課題はスピードよりも切り替えの速さ。プレーキャンセルした後にゆっくり、やり直しのプレーを考えています。

 ボール受ける前後のメリハリ、ドリブル、パスの判断切り替えのスピード。パス出ない時のパス呼ぶ動きの繰り返し。狭いスペースから抜け出すパス&ゴーの切り替え。

 切り替えのスピード、メリハリが課題です。

 この課題の克服が成長につながるのかなと思いました。

 たー君もボールを持ってチャレンジする回数が多くなってきました。それに伴って失敗する回数も多いです。だけど、スクール1回辺りの経験値がすごく大きいと感じます。