前回の記事で書いた通り、たー君とぴょんこはスイミングの記録会へ出ました。
その様子を書くので、今回は日記のような内容です。
たー君が4歳から初めて5年半通ったのはスポーツジムの中にあるスイミングスクールです。ピョン子も4歳から初めて2年通いました。
このスポーツジムの中にあるスイミングスクール=ジムスイミングは定期的に記録会を行っています。
今回の記録会に向けてたー君の調整は最悪です。ママの実家に帰省していたので、毎日遊んでいて10日間泳いでいません。さらに、当日の朝に夜行バスで戻ってきて帰宅しました。
果たして泳げるのでしょうか。
記録会が始まる前にアップをしますが、久々にジムスイミングの高学年の子達の泳ぎを見ました。それぞれが出場する種目をガンガン泳いでいます。早いリズムで何度も泳ぐ子達につられてたー君も夜行バス明けにもかかわらず、どんどん泳ぐので心配になります。
ママも一緒に見ていましたが、
「こっちのスイミングは迫力が違うわ・・・」
ママは高学年の子達の泳ぎをあまり見たことがありません。
たー君は、100m個人メドレー、25mバタフライ、50mクロールに出ました。
年齢別の記録ですが、100m個人メドレーと25mバタフライで新記録となりました。
ローカルの記録会とはいえ、本人も自分の記録の横に「New Record」と書かれたことと、目標タイムを突破できたので嬉しかったようです。
50mクロールは2着でした。1着は女の子です。同じ学年の子で、たー君がジムスクールに行っていた時に同じクラスだった子です。
ジムスクールに行っていた時はたー君の方が泳力がありましたが、今回は女の子が勝ちです。泳ぎのリズムもターンもスピードに乗っていて最後まできれいに泳ぎきるスタミナもあって、しっかりした泳ぎをします。
ぴょんこはまだ年中なので、バタ足と水中かけっこと25mクロールに出場しました。
25mクロールなんて今まで練習したこともないけど、出場です。
ぴょんこの様子はまた別の記事で書きたいと思います。
コーチと子供たち、コーチと保護者の距離感が近い、みんなでみんなを応援しましょうとジムスイミングらしい一体感のある記録会でした。
私もママも運動神経が鈍いたー君がここまで泳げるようになったのを見て感謝の気持ちが湧いてきて、目頭が熱くなってきます。
なぜなら、このジムスイミングは閉店してしまうからです。スクール生はクラスの割り振りが大変なほどいます。けど、閉店です。
建物の老朽化ということです。次の場所の確保がうまくいかずスイミングスクールの継続は断念ということです。
そういったこともあって、たー君は名門スイミングに移籍したにもかかわらず、記録会に参加してよいか相談したところ、快く参加を認めてくれました。
記録会の受付で、保育園の時にたー君の不器用さに驚きながら泳ぎを教えてくれたコーチが、
「来てくれて嬉しい。」
と泣いていました。
ぴょんこが心の拠り所にしていたいつも優しいコーチは、閉会式の時にぴょんこと握手した時に号泣していました。
コーチ達もみんな残念そうです。保護者も残念そうです。名残り惜しいです。
私にとっても子供の手を引いて6年間通ったスイミングクラブが終わりました。
面倒くさいと思いながらも週末にこのジムスイミングで子供が泳いで笑っている姿を見ていると居心地が良いと思った時間でもありました。
閉店してしまうことは前から知っていていましたが、いざその時が来るとやっぱりしみじみします。
子供が成長した場所から離れるというのはこんなにも感傷的になるんですね。