運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

ゼロモーションのプレー

 最近、たー君と1対1を重ねている中で、私にしか教えられないなと気づいたことがあります。それは、

 

裏街道

 

です。

 

裏街道は↓のこれです。

www.youtube.com

 

 

 サッカー経験者で裏街道できるよという人はたくさんいると思うし、スクールでもフェイントのひとつとして教えてもらえると思います。

 裏街道はどこでも教わることができますね。

 

 私は、裏街道を

 

 「音がしないようにやる」

 

 タイミングを、たー君に実践して教えています。

 

 1対1の練習をしていれば、たー君はなんの脈絡もない守備なので、裏街道で一回抜いた後に、追っかけてきたところでもう一回裏街道で抜けます。

 

 ジョカトレFCでも裏街道が話題になるようで、たー君から「おしえてー」ということもあって、教えました。サイレント裏街道。

 

 ポイントは3つあって、

 

 ひとつ目は「ゼロモーション」

 普通、フェイントとか、ドリブルで抜く時って、誘っておいて逆をつくというパターンです。

 私の裏街道の方法は、誘いなしで、「ゼロモーション」で予兆も音もなくいつでも仕掛ける方法です。

 

 ゼロモーションとは、プレーの予備動作、キックやドリブルの予備動作なしのこと。

 ワンタッチ目でもツータッチ目でもない偽せタッチを仕掛けるボールの持ち方でもあります。

 

ふたつ目は、「インステップタッチ」

 ボールの持ち方は、インサイド、アウトサイドで相手を揺さぶるタッチではなくて、基本的にはインステップ気味に歩く動作の中でボールを真っ直ぐ突くタッチです。

 

 歩く、走ると同じフォームの普通のまっすぐ運ぶドリブルなので相手DFは身構えません。身構えてないから、そのままゼロモーションで裏街道をします。また抜きにも有効です。

 

 インステップタッチからのゼロモーションのタッチは、裏街道やまた抜きだけでなくて、動きながらのパス、ダイレクトパス、スルーパスにも便利に応用できる実戦的なボールコントロールです。プレーの幅が広がります。

 

 3つ目は「インステップキックのサイドキック化」

 インステップキックで、サイドキックと同じくらい正確なゴロパスが蹴れるように壁当てと対面パスで練習しています。

 インステップキックは内巻きの回転がかかりがちですが、これをサイドキックと同じ縦回転になるように蹴ります。

 インステップタッチでボールを運びながら、ゼロモーションのインステップキックでスルーパスやセンタリングを味方に正確に合わせるようになりたいです。

 サイドキックや特にインフロントキックは予備動作が大きくなるので、どうしても読まれやすいです。

 

 裏街道に取り組みながら、ゼロモーションがやりやすいインステップキックのサイドキック化で音がしないプレーを身につけて、プレーの幅を広げるのが本当の狙いです。