たー君はスクールに行っていないので、完全に私見になりますが、スクールの効果的な選び方について書きたいと思います。
「効果的な」と書いているので、その効果を具体的に書くと、所属チームで試合に出るための効果です。
所属チームが街クラブか、少年団なのかは関係ありません。どちらにも当てはまると思います。
スクールを簡単に種類分けすると、技術向上だったり、サッカー選手としての能力アップを目的とする場合には、足元の技術に特化するようなスクールがあります。
「体を動かすことで心身発達に好影響があります」みたいなスクールもあります。
他には、コーチが元良い選手でしたっていうだけのスクールとか、いろいろなスクールがあります。
今回は、所属チームで試合に出場するためのスクール選びなので、いろいろあるスクールの中からどのスクールを選ぶかを結論から書きますが、それは、
所属チームで6年生までを見て上手い子達、主力と呼ばれる選手が多く通っているスクールを選ぶ
です。
所属チームで上手い子達は、幼稚園、保育園の頃から地域で定評のあるスクールに通っています。定評のあるスクールに高い月謝を払って、小さい頃からサッカーするための技術と動きを2年3年と積み重ねて身につけています。
初めてサッカーする子からしたら埋められないくらいの差に直面して驚くでしょう。
どうしたら同じようにプレーできるのかと保護者は頭を抱えるでしょう。
答えは簡単です。同じスクールに通うだけです。
同じようなサッカーの動きを身につけたいなら、同じスクールで習うのが手っ取り早いです。自主練習もそのスクールで習ったことの習熟度を高めることに取り組むのがいいと思います。
スクールに通っている子供たちは、所属チームでも、そのスクールで習ったボールの動かし方、パスのまわし方で、フィニッシュまで持っていきます。その連係の中に入るには同じスクールに通って、その連係を習って覚えた方が、これまた手っ取り早いです。
つまりは、所属チームで一番上手い子のレベルに達しなくても、似たようなプレーができるようになるには同じスクールに行くのが近道だし、主力と呼ばれる選手の連係のベースはその中の多くの子供が通うスクールで習ったことで築かれているので、その連係を身につけるには同じスクールに通うのが近道です。
サッカーはチームプレーなので、連係が大事です。その連係を具現化するには技術が必要です。その2つは、所属チームでなくて、所属チーム内の多くの子供達が通っているスクールのトレーニングで身につけているのがジュニアの現実です。
そういう時代だということは、全国を見渡してもだいたい同じ傾向だと思います。
所属チームの上手い子はスクールに通っています。2つぐらい行っているかもしれません。
試合に出て活躍して欲しいと強く願う保護者の子供は主力選手達と同じスクールに通っています。そういう子供が同学年に5人程度いるかもしれません。その子供たちがチームの主力です。
ただ楽しむだけ、運動のための子もチームには当然います。本当にただ楽しむ、良い運動だけになってしまうかもしれません。
というわけで、所属チームを決めたら、次はスクール決めです。スクールはジュニアサッカーにおいて子供達の心強い味方になってくれるはずです。
ちなみに、たー君はスクールに通っていませんが・・・
その理由を簡単に書いておくと、
チームが全員出場の方針だから。試合経験は積める。
ジュニアユース向けのスクールってものがないから。
ジュニアユースの15歳まで技術、戦術、理論を積み上げてくれるスクールがあれば行かせたいです。
一番大事な13歳から15歳までを見据えてジュニアから一貫したトレーニングのカリキュラムをしないと先を見据えた育成とはいえないと思います。
ジョカトレFCでもよく耳にしますが、ジュニアの時の評価と、ジュニアユースの時の評価で逆転現象が普通に起きます。これは、ジュニアユースになるとスクールという補完的トレーニングがなくなることも関係があると思います。