最近、ジョカトレFCの練習を見る機会が多いのですが、気づいたことがあります。
たー君からチームのほとんどみんながスクールに行っていると聞いていましたが、
スクールで習っている子達は、そのスクール毎にボールの扱い方、ボールの運び方、パスの周し方が共通している。
ビルドアップやサイドチェンジのパス練習をしていると、自然と同じスクール同士の子が、同じパスの受け方、止め方、周し方をし始める。
プレーの共通点がはっきり分かるくらい同じプレーをするから、各スクールのHPに書いてある内容や動画から推測すれば、誰がどこのスクールに通っているか簡単に答え合わせができる。
見ていると、理にかなった動きをする。
大人がさせたい、きちんとしたサッカーをする。
以前からスクールに行かせるのに抵抗感があるというか、行かせる意義みたいなものを強く感じなかったのですが、スクールに通っているだろう選手たちのプレーを見てて
分かりました。
サッカーをスクールで習っている選手は、正解を知っている。
けど、
「でたらめ」を知らない。
裏をとる、逆をつくは習える。
「でたらめ」は「でたらめ」なんで習えることじゃあない。けど、知っていると相手の意表をつくことができる。
ボールをもらう体の向きや持ち方で、相手の裏をとるための準備は知っている。
相手の逆をつくためのあらゆるフェイントは知っている。
同じスクールに通っているであろう子達はスムーズにボールを周しています。けど、でたらめなやり方で相手を出し抜くような遊びを感じさせるプレーを見ることはありませんでした。
でたらめは子供達の特技のはずですが・・・
その昔、ガンバ大阪に所属した浪速のクロヒョウ、エムボマが、デタラメなステップでリフティングでシャペウして、落ちてきたボールをデタラメな体のひねりで、デタラメな位置からゴールを見ないままのデタラメなダイレクトボレーから生まれた衝撃的なゴールがあった。
プラティニのシャペウからのダイレクトボレーとは違うでたらめさ。
↓でたらめ尽くしのエムボマスーパーゴール