運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

たー君に試合のタスクを与える

 先日、ジョカトレBFCの試合を見に行って、試合に出ても何したらいいんだろうと自信なさげに出場していたたー君に、ほんとに分かりやすいタスクを与えました。

 

 まず、失点の原因で交代の要因にもなったスローインです。

 スローインは縦に投げろ。

 当たり前のことからアドバイスしていきます。

 実は試合前日にたー君のスローインがファウルスロー気味だったので、練習をしました。正常なスローインにはなったので、加えて、「味方がパス要求したらすぐ投げろ」と言ったのですが、これがいけませんでした。

 たー君は言われた通りにパスを要求した中にいる味方にスローイン投げて、そこから失点につながっていきました。

 私自身が反省です。

 反省したので、当然のことをさらに丁寧に説明していきます。

 スローインは縦に投げろ。ですが、この縦は攻める方向、投げろはパスすることと、付け加えます。

 

 最終的には、

 

 スローインは攻める方向にいる味方が要求したら、ボール投げてパスするんだぞ。

 

 になりました。

 攻める方向にボールを進めていくという当然のことを私は伝え忘れていたというダメな例です。

 

 次に試合に出たら必ずやらなければいけないタスクを与えました。

 

 それは、マークにつく。 

 

 自分のマークを見つける。マークを離さない。マークをフリーでドリブル、パスさせない。簡単にやらせない。

 

 ボールが来なくても、守備面の意識を持っておくだけで、やるべきタスクがひとつある状態で試合に入れます。

 守備の話から攻撃の話につなげて、マークからボール奪ったら攻める、カウンター。

 そしてまた、攻める方向は縦。スペースがあれば突破していく。

 

 ここまでアドバイスしておけば、何をしたらいいんだろうはなくなるでしょう。

 守備面、攻撃面、スローインと他のリスタートでやるべきタスクを整理しておきました。

 

 たー君も、

 「それできそう。練習でやってるし」

 その通り。試合って練習で取り組んでいることしかできないんですよね。

 

 今までもサッカーのアドバイスはしてきましたが、机上の論理ばかりだったなと反省しました。

 ドラクエでレベル1からコツコツレベル上げしていくように、試合を通して当たり前のことをひとつずつできるようになっていくことで成長していくし、それでBチームにも良い影響を与えられたらいいなと思います。