運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

歩くに止めるを落とし込む

 蹴る、運ぶっていう技術を歩く動作に落とし込むことや、リフティングの動作とトラップの動作はちょっと違うということの、私なりの感覚を書きます。

 

 歩く時の右足前出す、左足前出すという動作の中で一番力が抜けているのはいつかという話です。

 

 歩き出す時は、まず右足を上げて地面から離す。この動作は足を上げるので、力が入ってます。

 次に右足を下げて地面に着けにいきますが、この時は下ろすだけなので、力が抜けています。

 

 この足を下ろす、体の力が抜けているタイミングでトラップすると、ボールの勢いを吸収できるというのが私の感覚です。

 

 軸足となる左足が棒立ちだとトラップ失敗の原因になります。

 軸足の左足を地面に着いた後に、右足を下ろす要領でトラップするとより歩行の動作に近くなって素直なトラップができるという感覚です。

 実際には軸足は軽く跳ねて地面に体が降りていくタイミングでトラップするような形になります。

 

 トラップの仕方でよく少し引くっていうのがありますが、トラップした後に足元に入り過ぎることがある気がします。

 

 ボールが足元に入らないように少し前に落とすって言っても、足を後ろに引く、ボールを前に落とすという相反する動作となるので、このやり方は結構難しいだろうというのも感覚です。

 

 歩くようにトラップすると、足を少し前に出して地面に下ろす時にするので、ボールに軽くバックスピンもかかって前に落ちます。

 

 この歩くようにトラップするか、足を引いてトラップするかのふたつは使いようだと思っていますが、たー君には歩くようにトラップするやり方を教えています。

 

 ↓サッカー始めたての頃から歩くをベースにしたトラップを教えてきて最近、やっと様になってきました。 

footballhajimel.hatenablog.com

 

 

 リフティングとトラップのことを少し。

 リフティングは、足を上げてボールを同じ高さに蹴り上げ続けるという動作です。

 トラップはボールの勢いを吸収して、落とすという動作です。

 

 ふたつの動作は相反してると思うんですよね。

 リフティングでボールをすごく高く蹴り上げて、高いところから落ちてきたボールをリフティングの蹴り加減で勢いを吸収してお腹ぐらいの高さにコントロールするんだったらトラップの練習かなと思います。