運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

身のこなしをよくしたい

 たー君の11月3連休の練習試合の記事からの3回シリーズで書いていますが、掲載順がおかしいので、↓に貼っておきます。

1回目

footballhajimel.hatenablog.com

 2回目

footballhajimel.hatenablog.com

 

  今回は2回目の続き。3回目。

 

 サッカーの試合では不測の事態が連続して起きます。そのため、試合中に結構な頻度で急な方向転換や体勢の立て直しをする必要があります。

 

 練習試合を見ていると急な方向転換に体勢が保てないたー君は、「おっとっと」ってなっています。

 試合中にこれじゃあ、ルーズボールが拾えません。攻守の切り替えも遅くて、試合のリズムから遅れてしまいます。

 

 練習試合を観戦した帰りにママが本屋に寄りたいというので、たー君の身のこなしの改善のために私もコーディネーショントレーニングの本を探しました。

 

 「これでばっちりコーディネーション」みたいな本が数冊見つかって、どれがいいかなと中を読んでみます。

 そのトレーニングで改善できる課題、トレーニングの意味、方法、効果が詳しく書いてあります。

 一通り読んでみての感想は、25年前に私が中学、高校と部活でやっていたサーキットと呼ばれるトレーニングとほとんど一緒だなと。

 知りたいのはこれじゃあない。

 

 他の本を探していると鬼木という人の本が目に止まりました。

 「鬼木かぁ。フロンターレの監督か?」

 と思いましたが、鬼木祐輔という人。

 なんか聞いたことがある。いろいろ思い出して、ああ、この人がフットボールスタイリストかと気がつきました。

 

 本を読んでみると、「重心移動」というキーワードが出てくる。

 体重移動ではなくて、重心移動。

 この本は、「重心移動だけでサッカーは10倍うまくなる」というタイトルです。

 

 私がたー君にキックとドリブルを初めて教えた時から一貫して言っているのが、歩くという動作にボールコントロールを落とし込むこと。

 

 蹴り足を振り回すだけのキックをしない。

 蹴り足だけで進んでいくドリブルをしない。

 歩くのと同じように、軸足動かして蹴り足動かすというリズム。

 これまで教えてきた体の使い方と相性の良い内容が基本トレーニングのところから書いてあります。

 

 自転車のハンドル操作でマーカードリブルする練習なんかは、サッカー始めたばかりの子は絶対に取り組んだ方が良いと思いました。

 ドリブルする時のボールと体が連動する感覚が自転車のハンドル捌きにあっただなんて、目から鱗落ちました。

 

 サッカー始めたばかりのボールをこれから蹴るって子は、この本のボールの蹴り方、運び方の練習を自主練習で取り組んだら、最初から無駄に力を入れない体の動きに素直なボールコントロールが身につくと思います。

 ドリブルもキックもその方法なんて深く考えなくていい。歩いてる途中にボールを触るってだけ。

 

より詳しいことが分かりやすく載っているリンク↓を見つけました。

jr-soccer.jp

 

 というわけで、「重心移動だけでサッカーは10倍うまくなる」を参考にしながら身のこなしの改善に取り組んでいます。

 この取り組みによってたー君の身のこなしが改善できるかどうかはしばらく様子を見て、そのうち書きたいと思います。