先日、ジョカトレFCBは県内でも有名な強豪チームと練習試合をしました。
いろんなところでこの「強豪チーム」という用語を見聞きするので、本ブログでの強豪チームという用語を整理しておきます。
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この練習試合の相手の強豪チームは、隣の隣の市のチームです。強いことは強いですが、県大会で高成績を連発しているわけではありません。
では、なぜ、強豪チームと呼ばれるのか。
それは育成がしっかりしていると認められているからです。
試合を見れば選手の技術が高いのが一目で分かります。速攻も遅攻も高い技術をベースにして自在です。
その結果、育成に長けている証拠としてこの街クラブのジュニアユース出身者からコンスタントにJ下部で活躍したり、名門高校のレギュラーだったり、Jリーガーがいる。
成績がいいから強豪ではなくて、クラブ出身者の実績で一目置かれているという意味で強豪チームです。
ジョカトレFCはというと県大会があれば、地域リーグを突破し、一次リーグを突破し、だいたいベスト64くらいまではいきます。そこからが大変で、今年は4年生Aチームがベスト16まで進みました。
では、冒頭の有名な強豪街クラブはというとだいたいベスト32~16ぐらい。
今回はベスト64止まりです。
成績だけ見れば強豪チームの定義とは何なのかが分からなくなります。
このベスト64のチームの中でJジュニアと名門街クラブなど10チームが頭ひとつふたつ抜けた存在です。
10傑と名づけます。
↓に入れておきます。
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強くて上手くて賢い選手達がそれぞれのチームカラーで勝ちを目指すサッカーをします。
10傑のうち、1チームないし2チームに勝たないとベスト8にたどりつけません。県ベスト8への門番達ですね。
その他は勝利主義、技術主義、育成主義とありますが、全てのチームに力があります。
強豪が64チームあると言っても言い過ぎではないです。
強豪チームがありすぎる。
ありすぎるから、つまり強豪チームはないという結論です。
あるのは10傑に挑む、54の挑戦者達ですね。
正直なところ地域リーグ突破するのにも気が抜けません。10傑が数チームいるので。
能力のある選手、強いチームが当たり前にいます。たー君が試合の日に暗い顔をするのも分かります。
例を出せば、ジョカトレFCのOBに日本A代表選出いるし、市内の他の街クラブのOBにもいます。
そんな環境なので、当たり前にいる技術の高い子達を見ていると、未来の日本A代表出てもおかしくないなと思います。
そんな環境のなか、ジョカトレFCは自陣ゴール前からショートパスのパスワークとドリブルとボールキープで混戦の狭い中を、スペースからスペースへ相手陣地に進んでいくサッカーをします。
パスワークと選手ひとりひとりのボールを扱う感性に任せたサッカーです。それが楽しいサッカーだという方針らしいです。
勝ちにこだわればなしです。サッカーの内容にこだわって勝てるほど余裕のある環境ではありません。
正直、楽しいと言いながらも責任の伴うなかなか厳しいサッカーだと思いますが、勝つための強制も矯正もされていないし、個々の感性を磨ける恵まれた環境だと感じています。
現実は手強い相手ばかりで、ジョカトレFCBチームは、試合があると負け、大敗時々勝ちという成績で、たー君は食らいついていくのに必死です。いつもへこまされています。
運動神経いまひとつで身の丈に合ってなさそうなのは分かるので、サッカーに出かけていく時には、少しでも気持ちを和らげるために笑顔でハイタッチをして見送っています。