全国どこも小学生の夏休みは短かったのではないでしょうか。
たー君は3週間でした。短いような長いような夏休みです。
夏休みに入る前日に、私から夏休みの宿題を出しました。
リフティングを毎日やること。回数を毎日カレンダーに書くこと。
ジュニアサッカーブログでよく見るやつです。
たー君のリフティングの最高記録は500回超です。なので、目標は1000回。
しかし、回数なんて本当はどうでもいいんです。得て欲しいことは、継続性となし遂げた後に何が見えるのかです。
週4日、5日で入ってくるサッカーの予定。夏休みの宿題。家族旅行。友達と遊ぶこと。カブトムシの世話。家の手伝い。
たー君は大忙しです。その中でどうやってリフティングを続ける時間を見つけるか。
日中にサッカーの練習や試合があれば夕方リフティング。家族で海水浴行く日は朝早く起きてリフティング。泊まり先にもボールとトレシュー持っていってリフティング。
リフティング練習ができない理由はいくらでもありました。それでも、「やればできる!」と励まして、時間を捻出する工夫をし続けて、言い訳作らず、3週間続けることをなしとげました。
初日は、60回台。最高記録は300回台。
150回できたと思えば次の日50回、200回超の日が続いたかと思えば80回。300回台は1回。500回を超えることはなかったし、当然目標の1000回は達成できずに夏休みが終わりました。
夏休み最終日の前日に、毎日の記録をグラフにして見せました。すると平均回数線が右肩上がりで増えていくのが分かります。
初日60回だったのが、平均回数線が170回になっていました。
たー君には、「たー君が当たり前に60回できていたことが、当たり前に170回できる能力に上がったんだよ」「できて当たり前レベルが3倍近くになったんだよ」と言いました。
5年生にもなると私の言っている意味が分かるようです。継続を記録してなしとげることは初めての試みでした。
良い時悪い時あっても継続することで得られる効果をたー君自身で発見できたようです。
今年の夏休みに経験した、できない理由を探さないで、時間を捻出してコツコツ続けたリフティング練習で得た教訓を、勉強や今後の生活に活かして欲しいです。