運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

リフティングの回数のムラ

 前回の記事は夏休み中に取り組んだリフティングのことを書きました。

 

 前回も書きましたが、毎日のリフティング記録が150回、200回超える日もあれば、50回、どんだけ頑張っても80回という日がありました。

 取り組んだ結果にムラがありました。

 

 その原因を探るというか、リフティング中のやりとりで気づいたことがありました。

 回数が安定しない時は、日中にサッカーの練習や試合があった日の夕方です。

 疲れてたのは分かっていましたが、「コントロールの意識を持て」と言うと、「足に力が入らない」と言うわけです。

 なので、

 「暑いなか、サッカーがっつりやってきたから、疲れてるんだよ」

 「疲れて気持ちも足も思うように動かない時にリフティングが何回できるのかも分かっておいた方がいい」

 

 体に力が入らない、やる気もおきない、けど、試合だったら走ってサッカーしないといけない。

 そういう時は頭を働かせよう。

 

 体を動かす「感覚」でボールコントロールしないで、頭を回転させて意識でボールコントロールすることにスイッチを切り替えられるようになると、疲れた時も良いプレーができるよ。

 頭、思考能力の疲労感はスクールでも求められていることなので、たー君もすんなり理解できたようです。

 こういうやりとりもあって、夏休み中リフティングを継続できたのかなと思います。

 

 技術の問題、やる気の問題、根性の有無というアプローチで回数を伸ばし続けてこそ意味があるというリフティング練習論もあるかと思います。

 私は、学年×10回もできればすでに技術が身についていて、学年×100回できればリフティングは完成していると考えます。

 ムラがあることを問題視して、回数を更新し続けてこそ成長できているというリフティング練習の見方を変えて、回数にムラがあったからこそ疲れた時には頭を回転させてプレーしようということに気づけて、リフティングと試合でのプレーを繋ぐ練習ができたと思っています。

 

 身体的疲労が少なくてフレッシュな時に技術と感覚に頼って普通に170回リフティングできることは分かりました。

 疲労が溜まって体が動かない時に頭を働かせて思考と意識でするリフティングを50回から100回にできる取組をして欲しいです。