運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

試合まで2週間

 5年生の県大会が11月下旬から始まります。280チームが出場して1回戦からトーナメント方式の大会になります。たー君はジョカトレFCBチームで出場です。

 

 従来は春に地域リーグが始まって、地域リーグを突破すると地域代表リーグをやって、ベスト64を決めて秋から決勝トーナメントが始まりますが、今年は新型コロナ対応で1回戦からトーナメントです。

 来年、6年生の時は地域リーグから県大会が開催できたらいいなと願っています。

 リーグ戦は公式戦数が多くなるので、試合数の分成長のチャンスがあるなーと、トーナメント表を見ながら思うところがあります。

 

 しかし、しかしです。ジョカトレFCBチームの1回戦の対戦相手は、県大会ベスト16、ベスト8ぐらいまでいかないと試合できない街クラブが相手です。

 勝敗に期待することは置いておいて、6年生に向けて成長の足掛かりにするには最高の相手だと考えています。

 

 在住県のジュニアチームの力関係はJ1ジュニアが頭ひとつ抜けていて、それに匹敵する街クラブが2チーム。これに加えてベスト8に絡んでくるのが7チームあって、このブログでは10傑と名づけています。

↓10傑の説明。

footballhajimel.hatenablog.com

 

 

 1回戦の対戦相手は、10傑ではないけれども、この10傑を勝る実力があるチームです。

 なぜ10傑ではないかというと、結果よりも育成を体現していて1目置かれている県下でも唯一無二の異質な街クラブだからです。

 

 10傑はジュニア年代で速くて強くて上手いサッカーをします。技術もフィジカルも高いチーム同士が力比べで、上回って結果を出しています。

 

 しかし、今回の1回戦の相手である育成最優先を体現する異質な街クラブは勝負にこだわらない方針だそうです。

 3年後、6年後、さらにその先を見据えてピッチ内の情報収集の速さ、頭の回転の速さ、ボール扱いの上手さを試合で発揮することにこだわる方針のチームです。

 試合、公式戦は、育成方針の経験を積む場としか捉えていないらしいです。

 

 どんなサッカーをするかというと、サッカーの頭の良さが分かるサッカーをします。

 試合に出る8人全員が10個ぐらい選択肢を持ったようなプレーをします。

 8人×10個で80個の選択肢のあるチームがユラユラ揺れながらボールを扱い、人から人へボールが回転するようにつながって、突然ボール回しを止めたり、突然ボール回しがスピードアップしたり、守備ブロックを無力化するような崩しで得点を決めていくサッカーです。

 このブログではクリエイティブ集団FCと名付けます。実際、クリエイティブ集団FCのジュニアやジュニアユースから静岡学園に進学したり、J下部、技術派の高校サッカー名門校といった進路になります。

 

 ジョカトレFCは、このクリエイティブ集団FCとは違うブロックなので、県大会ベスト16ぐらいまでいかないとなかなか試合ができません。

 今回の新型コロナ対応のレギュレーションだからBチームは対戦できます。

  現在、たー君がトライしていることをぶつけるには最高の対戦相手だと思います。

 

 ボールを持てばすぐ奪われ、心が折れるぐらい40分間ボールをまわされ続けられてもあきらめないで走れるか。

 ボールを持つことが怖くなるような相手に勇気を持ってボールを扱えるか。

 対戦相手に通用することは皆無かもしれませんが、足りない部分の経験値を積むことには大いに期待できます。 

 

 今できることを「全集中」でぶつけられるように1回戦までの2週間、しっかりと準備ができるように手伝いたいと思います。