運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

飛び級なんかない

 ジョカトレFCは3年生から選手コースが始まって、各学年30人程度登録されています。

 希望すれば選手登録できます。

 スクールからセレクトされるわけではないです。

 

 選手は同学年毎の活動になっていて、1学年上とか、2学年上にいわゆる飛び級して試合に出るような選手は見ません。

 

 たー君達6年生は練習試合や非公式試合、公式戦に当然6年生だけで参加します。

 

 5年生チームは一足先に地域リーグが始まって、好発進をしました。

 SNSのクラブレポートを見るとAチームもBチームも強さを発揮しているようです。

 

 ママのお知り合いママの子供が5年生のAチームのレギュラーということです。

 

 先日、練習試合の際に、5年生チームも同会場にいたので少しお話しをしました。

 

 その中で、

「5年生強いみたいですね。リーグ戦も強い勝ち方したみたいですね」と言うと、

 知り合いママは、

 「6年生が強いみたいですね。子供が春休み中の練習で紅白戦を6年生とやった日に、家に帰ってきた後、6年生強すぎて相手にならないと落ち込んでいましたよ」

と言っていました。

 すかさず、我が家のママが、

 「たー君たちBチームより5年生Aチームの方が強いと思うよー」

 と、良いのか悪いのか分からないようなことを言うと、

 知り合いママが、

 「子供は6年生Bチームにも手も足も出ないと言って、うなだれていました」

 

と言っていました。

 

 同会場の右面で6年生、左面で5年生が試合しているのを見ると、確かにサッカーに差があるなと思います。

 

 たー君は150cmあるので、大きい方だろうと思っていましたが、6年生のピッチを見れば150cmくらいの子がずらっと並びます。

 フィジカルでは6年生が有利だよなと思います。強度の差は当然あります。

 

 一目瞭然で分かる差は、

 パススピード

 強いパスを強いままつなげていく技術

 

 このふたつの差がパスをつなげていく距離の長さと時間の差を生んで、相手ゴールに向かっていくスピードの差とオフザボールの人数に差が生まれます。

 

 判断の部分は余り変わらないと思いますが、実践するサッカーは異なっています。

 

 これは一年前に6年生と5年生が試合をした時にも、上級生に見せつけられた差で、月とスッポンぐらいの差だなと感じました。

 

 パスをつなぐ差は、個々の次のプレーにボールを置く、つなぐ、ボールを相手ゴールに進めるためのドリブルの試合用の技術の差が生んでもいます。

 

 2学年飛び級、1学年飛び級というのがあれば、飛び級する選手だけは良い経験が積めるのだと思いますが、ジョカトレFCでは、飛び級なんか許さない上級生の壁が下の学年全員を鍛えることになっていて、試合をチームで闘うための成長につながっているのかなと思います。

 

 たー君も1年前は、「6年生強すぎて嫌だ」と言っていましたが、年明け頃には、6年生強いから紅白戦面白いと言っていました。

 その頃からサッカーがガラッと変わり始めたなーと思い返します。