中2の秋にもなると高校から練習会の声がかかります。とは言っても、チームにパイプのある高校で、インハイとか高校サッカー選手権に出るレベルの高校が3つくらい。
パイプがあるとたくさんの人数練習会に誘われるので、6人行くことになりました。たー君も高校の方から練習会おいでと呼ばれて行くことになりました。
早い子は4月にはサッカーで行く高校がきまるそうです。
本音のところたー君は、練習会に乗り気ではありません。
6人で行くし、仕方なしといったところです。1人では間違いなく行きません。
たー君も最近、志望校を口にするようになりました。
塾に行き始めて、塾の先生から高校受験の話がされ始めました。塾には仲の良い友達と行っているので、高校受験の話をするようになったそうです。それで刺激を受けてか、私とママが入学して欲しいと思っている公立高校を目指したいと口にするようになりました。5教科450点以上の勝負で、内申点もしっかりとらないと合格できません。
「目指したいと思えてきた」とたー君から言い出した姿に感心する一方で、たー君は公立は何校でも受けられる、一校勝負とは知らなかったようで、それを教えた時は呆然としていました。
サッカーで高校を決める子、受験で高校を決める子、中2の秋にもなるとそれぞれが未来を向き始めるんだなと思います。
そうやって成長していく精神面もみながら、1年後の高円宮に向けてたー君のチームのみんなを応援したいと思いました。