やはり私もいろいろな方の少年サッカーブログを拝見するわけです。
その中には、少年団にまつわる話は結構目にしますが、街クラブについての記事は少なく感じます。
4月が近づいて来てチーム選びで頭を悩ます保護者もいらっしゃると思うので、街クラブとはこんなところというのを知っている範囲で、今回は書きたいと思います。
活動日数について
街クラブと少年団で最も違うのは練習日(活動日)だと思います。
たー君の所属チームを検討する時に最寄りの少年団も調べましたが、活動日が土、日の2日間だけでした。こういう少年団チームは多いと思います。
ジョカトレFCは練習が平日に2回と、土、日活動なので、平日と土曜日に練習をして日曜日に試合(練習試合)というのが通常スケジュールです。
週4日活動というのが街クラブとしては普通かなと思います。
次は費用について
街クラブの月謝は、月あたり1万円前後。これが一般的かなと思います。
年会費、管理費と選手登録費など諸費用もあります。
年会費は12000円が相場かなと思います。1月あたり1000円の目安。
管理費と他諸費用は合わせて5000円程度でしょうか。
あと、ユニフォーム代、ウェア代(練習着、ピステ上下、ベンチコートなど)。
たー君の場合は、ウェアの購入は1回だけにしたかったので、先を見越して160cmを買いました。最初はブカブカでしたが、1年間で8cm身長が伸びたので、少しマシになりました。
合宿は夏休み、春休み、冬に1回の計年3回は最低あるんじゃないでしょうか。
合宿費用は、1日×1万円。3泊4日であれば4万円ってのが相場だと思います。
家計のランニングコストとして考えると負担感ありますが、月の活動日が最大で16回。平日の練習会場は人工芝。土、日は土グランドもあれば、天然芝グランドでも活動するので、サッカーする環境は恵まれているなと思います。
次は、指導面について
指導面で街クラブはこうだっていうのはないです。各クラブ毎に特徴と特色がありますが、代表の方の方針が色濃くクラブカラーになっている気がします。
ジョカトレFCで言うと1学年30名程度にコーチはメインが1人、サブが1人。指導の手厚さは、物足りない面はあります。
ただ、各学年のコーチが他の学年の選手の顔も名前も覚えている感があって、アットホームな感じとサッカーでしっかりとつながっている感じがします。
コーチの数だけで言えば、少年団の方がボランティアのパパコーチの手もあるし、充実していると思います。
少年団の指導の内容はいろいろと評価があると思いますが、大人が子供にサッカーを通じて接する、厳しくされた可愛がってもらえたというコミュニケーションをとる機会の多さは、自分はサッカーやってるんだという認識が高まります。結構大事です。
強豪街クラブで知っている範囲で少しだけ。
強豪クラブだから指導が良い、育つというのは違うと思っていて、強豪街クラブは大体、希望すれば誰でも入れるアカデミー制になっていると思います。
アカデミーとは、クラブにアカデミーというカテゴリがあって、そこに100名ぐらい所属していて、試合に出るのはアカデミーから選抜された30名が栄誉あるクラブのユニフォームを着てAチーム、Bチームに分かれて2チーム出しで公式大会に出場するという形です。
大会の時は、セレクトにセレクトされた選手たちが、クラブの顔として出場して、そもそも能力の高い地力のある選手達の集まりをコーチが試合に勝てるよう組織を構築したり、指揮するという形です。
他の70名は、公式大会ではないローカル大会に出て、出場経験は積めるという感じだと思います。
なので、私が見た範囲では、強豪クラブのトレーニングとはアカデミーでの練習のことで、そのメニューは基礎技術の反復練習、基本戦術の練習、ミニゲームというオーソドックスなトレーニングです。
強豪クラブであるがゆえの特別な練習があって誰でもスーパーな選手になれるというのはあまり期待しない方がいいのかなと思います。
一選手として激しいチーム内競争に勝ち残っていくという環境が用意されているのが強豪街クラブの特徴なのかなと思います。
当番制について
保護者の当番がないというのは、ジョカトレFCは本当にないです。こーなると、他の保護者のこと全然分かりません。
気楽という良い面もあれば、土、日のスケジュールや準備、合宿のスケジュールや準備などの情報共有とか、疑問点の確認を気軽に聞ける人がいません。
よっぽどのことであればコーチに直接連絡して確認するという方法です。
街クラブは、選手(子供たち)の自主性に任す(育てる意味もある)ので、子供が保護者に正しい報連相をしてくれないと、分からないことだらけです。
準備に抜けがあった場合は、「あなた(選手)が悪いんだろう。サッカーするのはあなただろ。」と、低学年の頃から自分のことは自分でという感じです。
一通り主だったところを保護者目線で知っている範囲で書きました。
長くなったので、次回に続きます。次回は、街クラブのクラブカラーです。