運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

運動神経中の下の子が少年サッカーやってみると(2年6ヶ月)お説教タイム

 たー君はBチームです。

 けど、サッカーが好きです。

 ジョカトレFCでサッカーすることが本当に楽しいようで、楽しみにしているのも無邪気な様子を見れば分かります。

 運動神経イマイチだけど、サッカー好きになれたのは、サッカーは面白いものだと指導してくれるチームのおかげだと思います。

 

 その他に要因を考えると、そのひとつは基礎技術の継続が力となってできることが増えてきたことにもあるのかなと思います。

 

 現在、一通りの基礎技術は身についたと思います。チームの練習でもある程度思い通りのことができているのか毎回、帰ってきてから満足そうにご機嫌にしています。

 ただ、そんな様子を見ていて少し違和感もあるのです。

 

 最近のことです。

 親子自主練習はリフティングの学年×回数から始まるので、小5のたー君は50回をやります。

 50回サラッとできるようになりました。なので、3セットやりなよとやらせるのですが、明らかに2セット目、3セット目では簡単なミスが目立ちます。集中力も低下している感じ。

 同じような簡単なコントロールミスを何度もします。やり直して、次できればいいという雰囲気がたー君から感じ取れます。

 それを見ていて違和感の正体が分かりました。

 

「甘いよ!!」

 

敢えて言いました。

 

 「一所懸命、真面目に練習していのは分かる。けど、甘い」

 

 バッサリ切り捨てました。

 たー君がハッとしたような顔をします。

 

 技術的にある程度サッカーができるレベルにある。けど、ボールを大事にしていない。

 

 練習後に家で満足そうに楽しそうにしているのを見ると私もママも嬉しくなる。

 けど、もうそれだけで満足しているレベルじゃあダメで、次の段階に進まないと子供の成長にならない。

 

「サッカーは子供を大人にして、大人を紳士にする」

 

 という有名な言葉がありますが、たー君もサッカー好きの少年から本当に選手になってもらわないといけないんだと分かりました。

 

 そこからはお説教タイムです。

 

 ミスはボールコントロールに甘さがある証拠。同じミスを繰り返していたら良い選手にはなれない。

 

 コントロールミス(失敗)はボールロスト(失う)につながる。

 

 失敗したなら学べ。失敗の原因を考えて成功に変えていけば、ボールを失わなくなる。

 

 簡単なコントロールミスを繰り返さない。ボールを大事にすることにこだわって、チャレンジを繰り返して、相手にボールを奪われない解決法になる技術を学ぶ練習をしないと上達につながらない。

 

 年明け頃の練習試合での起用法を見ていても、コーチの信頼はまだまだないなと思いました。

 試合でやれてはいるんだけど、中途半端に起用される。

 BチームでもAチームに呼ばれるスタメンメンバーに比べると、たー君は「甘さがある」という評価なんだと分かります。

 

 コーチは、甘さがなくて、集中して、厳しく練習している選手を試合の最初と最後で使う。

 Aチームの子達はプレーの要求が厳しい。コーチも技術的にも状況判断でも厳しいことを言う。

 たー君は、今はそういう選手じゃない。

 

 結構、厳しく言いました。けど、妙な違和感の正体を突き止めて私の中では整理ができていたので、心の中は落ち着いていました。

 

 楽しくサッカーすればいいと思っていた子供からプレーに責任を問う転換期なんだな。

 勇気と責任を持ったプレーができるように伝える言葉を変えていかないと成長につながらない時期になったんだなとしみじみします。